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自社メディアって本当に大切

堀部太一／外食・フードデリバリーコンサルタント

緊急事態宣言もいよいよ延長へ。

ただ正直、緊急事態宣言が出てくれたエリアの方が経営的にはまだマシという皮肉もあります。

消費マインドはマスメディアに引っ張られやすい背景もあり、東京のニュース＝全国のニュースのような状況。

そのため、全国的に飲食店の売上は減っていることから緊急事態宣言エリアにて時短協力金を貰い、休業して雇用調整助成金をフル活用した方が小箱〜中箱のお店だとキャッシュフローとして非常に助かっています。

とはいえ、です。

休業した後に再開をして集客を最大化するのは本当に大変です。やはり一度集客の流れが途絶えてしまうとそこを戻していくにはリニューアルオープンくらいのパワーがいります。

そのため、仮に休業したとしても「お客様への情報発信」は継続しておき、お客様の認知から外れないようにしたいところです。

①外食に行こうかな＞②○○（業態）を食べようかな＞③△△（お店）に行こうかな

上記のようにお客様の思考の流れがある中で、①〜③を突破していく必要があります。もちろん①から訴求していくのが大切ですし、最低でも③の部分で選ばれるキッカケが大切。

そのためには商品力×接客力という基礎力の改善はもちろん大切ですし、そこに固定化力も掛け算したいところ。

この固定化力を掛け算する際に、自分達で情報発信できるメディアを持っている企業の方が業績好調です。

緊急事態宣言が延長されたとしても、

・自社メディアの母数増加に力を入れる
・自社メディアでの情報発信は怠らない
・ネット上でのエンゲージメントを重視する

この辺りを行い、再度アクセルを踏みたい時に踏める環境にしていきたいところです。絶対に協力金ラッキー！で過ごさないようにしたいですね。

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