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農業のスマート化

今年のビジネスフォーラムで、
ヤンマーとNTT Comが、水稲栽培でのメタンガス削減とJ―クレジット創出における新たな取り組みを開始している事を知った。

ちょっと気になってしまったので、
私なりに、noteing(^ν^)♩

▪️農業とメタンガスについて
•温暖化の原因としては、二酸化炭素がよく挙がるが、もう1つのメタンガスの発生も原因となっている。
•日本では水田から発生していることが多い。
しかし、水稲栽培で地上がひび割れた状態での「中干し」の期間を長くとると、メタンガスの排出が3割抑えられる。
•ドコモビジネスとヤンマーマルシェとの取り組みでは、IoTによってまずは中干し期間を測定し、メタンガス排出を削減したことによるカーボンクレジットを発行し、新たな収入源を得る。また、こうした取り組みを通じて生産した米をグリーン米としてブランド化することも検討している。
•カーボンマネジメントに関しては、伊藤忠丸紅鉄鋼とWasteBoxと連携し、鉄鋼製品のサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を算定、可視化、分析を行なっている。
•北海道でも、メタンガス削減の取組みは重要視されている。
→北海道米の新たなブランド形成協議会(事務局:ホクレン農業協同組合連合会)は、北海道米を代表する品種である「ゆめぴりか」の更なるブランド強化に向け、環境負荷軽減に繋がる取り組みとして、温室効果ガスの中で二酸化炭素と比較して25倍の温室効果があるといわれる「メタン」の削減を目指すべく、出来秋の稲わらの搬出・秋鋤込みの処理に関して取り組み目標を定めて、年次別に励行を進めている。
•取組状況につきましては、4年産での実施率が69%となり3年産よりも18ポイント上昇し、前年対比で1割の「メタン」削減に繋がった。

•また、5年産は実施目標80%に掲げ、環境にやさしい農業を目指して取り組みを強化していく。

◎まとめ
•カーボンクレジットの発行=新しい収入源
→北海道にも需要あり
=自分の仕事として考えた時に、
何のサービスの知識をつけ、現場(農業)で働く人達から、どのような悩みを聞き出すと効率的な提案ができるようになるのか。。。

①MIHARASについての知識を高める。
→NTT comの商品で、lotセンサー。
MIHARASを活用すると、水田の地温、水位、湿度、気温などのデータを取得できる。
②Green Natural Creditについて理解する。
→webアプリケーションで、MIHARASと連携させる事により、カーボンクレジットの申請まで一気通貫で完結できるようになる。

【第一次産業の課題】
•資源の高騰化
•就労人口の減少
•地球の温暖化による気候変動

クレジット創出により農家の収入増が期待できる
•創出されたクレジットは、市場への流通を行い、
販売収益を農家に還元するため。
▷NTT Comでは、環境保全(カーボンニュートラル)の取組みによる、農作物のブランド価値向上も視野に入れている。
また、今回の取組みで収穫した米を、NTT docomoが運営するdショッピングで販売する事も検討している。

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