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【都市伝説】ブギーマン ※怖い画像注意

こんにちはマスター、蓬莱です。

マスターは「ブギーマン」という名称を聞いたことはありませんか?たまに海外のドラマや映画で「なんだか恐ろしいもの」として伝えられ、また、「ブギーマン」と名付けられたキャラクターが居たり、とか。

映画だと「ハロウィン」や、「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」の重要キャラクターでも有名ですね。

ところが、その「ブギーマン」は作品によってまるで姿形が違っており、また、物語のブギーマンは正体がわからない得体の知れない存在として扱われ、それが何なのか具体的に述べられません。

それもその筈、もともと、ブギーマンとは、姿も、形も、習性も、特に定義されたものが無く、なんとなくそういうモノが存在するらしいという、概念上のバケモノなのです。

今回は欧米では子供にお馴染みなのに、特に姿も習性も決まっていないモンスター「ブギーマン」のお話です。

ブギーマンは欧米の子どもたちの多くがその存在を信じている伝説上の怪物です。それは大人が子供に聞かせることで伝わっており、その姿はたとえ近所であっても全く異なる場合がある、形が決まっていない存在なのだとか。

性別も男だったり、女だったり、両性具有だったりしますし、居場所も何処か遠くからやってきたり、ベッドの下に潜んでいたり、タンスの中に棲んでいたりで決まっておらず、習性も窓を爪で引っ掻いたり、イボを子供に感染させたり、子供をさらったり、時に子供を食べたりと、まちまちです。

一番有名なブギーマンのやることは「子供をさらうこと」らしく、しかも、さらわれる子供は大概が「言うことを聞かない子」らしいのです。

つまり「いい子にしていないとブギーマンが、さらいに来るよ」という様に使われる、しつけや脅しのときの小道具の扱いなんですね。

日本だと「ひとさらい」とか「子取り」とか、「なまはげ」などの位置にあたる怪物だと思われます。

その時々に応じて、親が適当に子供に話す怪物のために設定が決まっていないのかも知れません。

ブギーマンは元々はスコットランド発祥の怪物と言われていますが、このブギーの語源も諸説まちまちで、中世の古い英語で恐ろしいものを指す「ボッジ」からとか、カカシからとか、元はボーグルという魔物だとか、ホブゴブリンから来てるとか、東南アジアの海賊のブギス人から来たとか、アフリカ北部のルオ語の怖がらせるという言葉の「ブーガ」から来ているとか、ハッキリしないのです。

これといって姿が決まっていないのに、物語は無数にある怪物「ブギーマン」。

以前、蓬莱軒の生配信、ゆる蓬莱軒#003で扱った、姿は決まっていて沢山の人が描いているのに物語が殆ど無い妖怪「からかさオバケ」と対象的ですね。

ところでこの、姿も不定形、習性もまちまち、語源もハッキリしない「ブギーマン」ですが、子供を怖がらせる役割だけは共通しています。

そして、こういった魔物は先に述べた、「なまはげ」の様に、世界中に類似のモノが見られます。

例えば、アゼルバイジャンのホハン、ブラジルやポルトガル、ブルガリアの「袋の男」、チェコだと怖いカカシの「ブハク・ハスルトマン」、フランスだと手袋を噛むクロックミテーヌ、フィンランドではモランという魔物が子供をしつける為に使われているようですよ。インドにもロシアにも南米にも、しつけるための魔物が居ます

世界中にこういった魔物がみられるのは、それだけ、夜中に一番人の手を焼かせていたのは子供だったから・・・ということでしょうか?

今回はブログwaqwaqの「ブギーマン、幻の怪物。スコットランドが発祥地?」とウィキペディアの「ブギーマン」などの項目からお話しました。

蓬莱軒では、知的好奇心を刺激する話題を毎週動画でお届けしていますので、YouTubeチャンネルにもよかったら遊びに来てくださいねマスター。

それではまた、らいら〜い🖐

蓬莱軒【水曜20時 不思議・科学・都市伝説】
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