見出し画像

自分から輪に入るのが苦手だから、心に中島くんを飼うことにしました

飲み会とか買い物とか、仕事の合間のちょっとした休憩でも。
「ぼくもいいですか」が出なくて、いつも「あ〜」って。

会社員時代はみんなお昼ご飯買いに行くのに、自分から入れず。でも買いには行きたくて、でも後から1人で行くのもなんかなーって思いながら、反対方向のコンビニにとぼとぼ…みたいな思い出も山ほど。

そんなぼくに公認心理師 中山さんは

自分から輪に入っていくことで起こるリスクを避けてるのかもしれませんね

って言ってくれて、ハッとした。
自分の中で思い当たりのあるリスクをテーブルに出してみる。

・断れたらショック
・空気読めないと思われたくない
・行きたいって伝えて、誘ってもらえるようになったら、次は逆に1人で行きたい時に断りにくい

客観的に見たらびっくりするぐらいわがままな人だな…自分。けど本心。
それでもって思い込み。相手がほんとにそう思ってるかは聞いてみないとわかんない。

それに気づけたら、あとは2択。
伝えるか、伝えないか。

ちょっとだけ勇気はいるけど、ぼくは伝えていこうと思いました。

そう思えたのは、これって、子どもの頃に友達の家に行ってインターホン鳴らして「あ〜そ〜ぼ〜」って声かけるみたいなことじゃないかと思ったからなんです。

「ごめーん、宿題あるから」
「おかんがアカンって言うねん」
「明日ならいける!どう?」

それで断られて落ち込むとか、友達をキライになることはなかったし、また次の日も誘ってた。自分も断ってたしね。

だからぼくは、心に中島くんを飼うことしました。
サザエさんに出てくる、あの中島くん。

ほら、聞こえてきません?
磯野〜野球しようぜ〜」って。

今までカツオくんもサザエさんに宿題しなさいって言われて断る日も、何度もあったのにそれでも誘い続けてる。何十年も。落ち込んでるそぶりも見せない、プロの誘い屋。鬼メンタル。もし今の時代にいたら、めちゃくちゃLINEしてきそう。
SNSでも全投稿に秒で「いいね」するタイプだと思う。

そんな中島くんを見習って

ダメなら、そっか、じゃあ、またね!
これぐらいでいいんですよね、たぶん。

もちのろんで、大人になってもっと複雑な事情とか気持ちとか関係性とか、なんかいろいろあるけど、インターホン押してみないと「遊びたい」って気持ちが伝わらないのは変わらないんじゃないかなって、今はそう思えるようになりました。


「気にしすぎな人クラブ」へようこそ

この本では、こんな日常の中にあるモヤモヤについて、公認心理師 中山さんと雑談しながら、ぼくの心が軽くなった考え方が40載っています。
よかったら試し読みでもいいので、覗いてみてください↓


【募集】「こんなnoteが読みたい」ください

本を発売してから、ありがたいことにたくさんのメディアでトークイベントに出してもらったり、インタビューしてもらう機会が増えてきて気づいたことがありました。

それは、自分から「あれ話したい・これ話したい」ってことがあんまりないのかも(別に言うほどでもないか…って思ってしまう)。
でも、質問をいただくとものすごい勢いで話せる(話しすぎる)なとも思いました。

ーなので「こんな話書いてほしい!読みたい!聞きたい!」って感じでリクエストをいただけないかなと思っています! ここのコメント欄でも下のマシュマロからでも、TwitterのDMでも。全部にお答えはできないですが「これ書きたい!」と思ったら、書かせてもらいます。よろしくお願いしますー!


サポートしていただいたり、有料記事を購入してくださった売り上げは次の新しいこと始めるための活動資金とさせていただきます。いつも本当にありがとうございます!