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接客がなぜ楽しいか、論路的に説明してみよう。

先日久しぶりにイベントの現場運営に
ディレクターとして勤務しました。
(本業はイベント・PR関係会社です)

イベントでは主に
受付・誘導・呼び込み
というポジションにわかれるのですが、
呼び込みをしていて
『これって接客の根源的な喜びやな』
と思うことがありました。

面接や雑談でも「人と話すことが好きです!」
と聞くことや言うことって多いですよね。
なんで人と話してて楽しいのかまで
分解して考えたことってありますか?

単純に[楽しいから]と答える人が多いでしょう。
楽しいと感じるのは何が楽しいんですか?
[楽しいから]では全然言葉としてはたりません。

美味しいものはみなさん好きだと思いますが
それって本能であり当たり前のことです。
「美味しいものが好きです!」は当たり前すぎて
自己PRとしては子供すぎると感じます。
「楽しいから接客が好きです!」もOKですが
子供すぎると感じます。

学生のアルバイトならそれで充分でしょう。
楽しいは継続していくためのモチベになりますし
導入としては最適です。

ですが接客を仕事とするなら、
自分が楽しいだけではなく
何を提供できるか?をかんがえることが必要です。
子供が遊んでいることにお金を払うことはないです。
それと同じで自分が楽しいを超えて
相手に価値を与えることを考えるべきなんです。

接客を通じての喜びは人によっては
・おすすめしたことが結果になって楽しい
・一緒に喜べて楽しい
・お客様と密に接し関係性ができて嬉しい
・楽しませる、笑わせることが楽しい
などがあるかもしれません。

少し話が脱線しましたが、
接客の根源的な喜びは
自分を認識してくれているという承認欲求
なのではないかと思います。

実際呼び込みをしていると
当然ですが無視されることもあります。

過去に居酒屋で勤務しているときに
朝販促と言って、朝の通勤ラッシュに合わせて
その夜のセールの声出しをしたことがあります。

朝ってみんな忙しいので、ほとんどの方がスルー。
よくてチラ見くらいなのです。

『あれ、俺ってこの世に存在してる…???』

と思うくらいスルーされますw

これって逆に
認識されていない=承認欲求が満たされていない
ってことになりませんか?

お客様がお怒りになる時も
お客様扱いされていないときに怒る、
と言われます。

どういうことかと言うと、
玄関で全然迎えにこなかったり、
適当に扱われたり、頼んだものがこなかったり、
お客様としてうける当然のサービスをされないときに
お客様はお怒りになります。

これもお客様として認識されていない状態です。

「いつもありがとうございます!」
こう声をかけられて嬉しいのは
常連様として認識されているからです。

個人として自分を認識されている、
それが接客としての根源的な喜びです。

自分が接客を楽しむために、
どんな声がけが認識してもらいやすいか。
それを考えることで接客のモチベを
継続していけることでしょう。

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