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開幕戦ノックアウトステージ16→8の感想

実は仕事が修羅場なんですが書かずにいられなくてスタッフから隠れながらこのnoteを書いていますこんにちはこんばんは或いはおはようございます。

これまで何個か感想を書いてきていたんですが、「例のnote」が炎上してから感想を書くのが怖くなり書かずにいました。
次はこのコンビのことを書こうと思っていたんですが、うだうだしているうちに16→8ステージになってしまって、そしてそこでもやっぱり面白くて感動して書きたいなと思った次第です。
あんまりネタバレする気はないですが、うっかりなにか喋ってしまう可能性も無いわけではないので、ネタバレはいやんの人と自分の意見が絶対の人は見ないほうが良いです。
好き勝手書くので。

で、書きたかったコンビはラフ次元(以下、芸人さんはすべて敬称略)で。
私が彼らのネタをライブで拝見したのは、去年のノックアウトステージで敗退した直後くらいだったと思う。
初めて生でネタを観てまず最初に思ったのは、
「こんな人達が敗退するザセカはエグすぎる」
だった。
確か対戦相手はその年の優勝者ギャロップで、しかも1点差だったと記憶する。そんな人達だから面白いのは当たり前ではあるのだが、それにしてもその時の箱は大爆笑に次ぐ大爆笑だった。

最初に「例のnote」の話をしたが、例のnoteの彼は最初音楽活動をしていた推しを好きだったと聞く。
芸人でも音楽活動をしている人は多い。
誰かの音楽を好きになる時、色んな入口があるのではないかと思う。
・ビジュアルが好き(いわゆる顔ファン)
・その人の作る曲が好き
・その人の書く歌詞が好き
・その人の歌声が好き
など。
お笑いも似たようなものではないかと思う。
・ビジュアルが好き
・そのコンビの書くネタが好き
・そのコンビのボケ(或いはツッコミ)が好き
・そのコンビのキャラが好き

私は、ラフ次元は圧倒的に「キャラが好き」の類に入る。
もちろん、ネタも掴みも弄りも群を抜いて上手いのだが、とにかく二人のキャラが喋るだけで面白みがぐんと上がる所に魅力を感じている。
更に特筆すべきは、ツッコミである梅村のキャラだろう。
彼の漏れ出る人の良さ、その「いい人」が空のからかうようなボケに翻弄されて大汗をかきながら必死にツッコむ姿がどうにもこうにも面白くて大好きなのだ。
ピュアな人、ひとの良さそうな人をからかって面白がる、というのはともすれば良くない展開になることも特に今の時代はままあるが、ギリギリのところでからかってはわはわする様を観るのは、元気な犬をからかって遊んでるみたいな感覚になる。
「千原ジュニアの「座王」というバトル形式のお笑い番組があるが、あれの優勝数の最多ぶっちぎりは笑い飯の西田だ。
お題が大喜利、ギャグ、モノマネ等即興ネタであるがゆえ、内容以上に「どう言うか」もかなり大きなウエイトを占める。
番組を観ていると西田は本当に無敵の人で、彼は何を言っても面白い。おそらく他の人が言ったらそんなにウケないであろうことも、彼が言うと面白くなってしまう。
これも、彼のキャラの成せる業だと思うのだ。
ただし、彼のキャラのおもしろさは梅村とは種類が違う。
梅村が犬の面白さなら、西田は猫の面白さだろう。(このニュアンス伝わるかな…。)

前回、今回両方のノックアウトステージのネタも、とにかく梅村が必死に説明してそれを空がスカして更に梅村がヒートアップする、というネタだった。
必死に説明している梅村は可愛くて面白い。多分あの必死さは梅村じゃないと出せない面白さだ。
キャラが面白いというのはとにかく強い。その人だけの唯一無二の笑いになる。
そして、空のボケも梅村のツッコミと大変親和性が高く、相乗効果も相まって本当にスベらないコンビだなと思う。

なお、余談を2つ。
まず、前回のノックアウトステージのネタ、ピザを切り分ける時に私がライブで観た時は梅村が腕をピザの形にして飛び跳ねながら回転して切り分けられたピザの模写をしていた。
あれ、むっちゃくちゃ可愛くて笑ってしまったのだが、ノックアウトステージではやらなかったの、ちょっと残念だった。
ぴょんぴょんしてるのむちゃくちゃおもしろかったのに。
そして2つめ。
これまた前回の結果発表の時に梅村が瞬時に合計点を計算してて「この人マジですげえ頭の回転はやい人なんだな」と思った。
私は繰り上がる二桁の四則計算がもう危ういのでちょっと尊敬してしまった。

ということで、8組全部が出揃いましたね。
蓋を開ければ去年のファイナリストは金属バットだけという結果になりました。
これも、ガチンコトーナメントバトルというストロングスタイルな勝負によるものでしょう。
母心然り、まだ私達が知らない、でもちゃんと面白い芸人を知ることができるとても素敵な大会だと思っています。
GPファイナル、楽しみに待ってます!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
とりあえず仕事に戻ります!

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