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海苔と泣き声とYouTubeと

土曜日の午前7時半。

口の周りを海苔まみれにして、はむはむ海苔を食べ続ける1歳児と
保育園から持ち帰ったはずの新聞紙がない!と、ただただ泣き崩れる3歳児と
3歳児の気を紛れさせるためにつけたYouTubeに、すっかり釘付けの8歳を尻目に
わたしは、気配を消したまま家をあとにした。


向かった先は、整骨院。
長引く腰痛に、決着をつけるためだ。

この腰痛の最初の出現は…
そう、2ヶ月前。
喘息で入院した1歳児の付き添い入院をしたときだ。
3人の育児と家事から解放され
これ幸いと?!昼間は三男1歳児をおんぶしながら、ひたすら病院で本を読んだ。
令和の二宮金治郎。

夜中は、狭い病院のベットに添い寝した。

退院すると

待っていましたと次男3歳が、抱っこ抱っこだぁーーっこぉーー
三男だって、負けじと抱っこ抱っこおっぱいーー抱っこーおっぱいー!
おんぶにだっこ。
次男17kgと三男10kg。
総重量27kg。
両手に抱っこ。
総重量27kg。
2人ともギャン泣きしてる。
これは、まさしく「肝っ玉母ちゃんだ!」

腰痛に、足裏の疲れに、全身疲労
気分だけは若いつもりでいた私に、あらゆる痛みがおそいかかった。


ごまかし続けて2ヶ月


体中痛すぎて、パフォーマンスが落ちてきた!
あいたた…あいたた…残念な感じのわたし。
勇気が出なくて気乗りしなかった整骨院。
意を決して通うこと、本日3回目。

海苔と泣き声とYouTubeと。
賑やかな我が家をあとにして家を出たものの
不思議と気分は軽やか。

以前だったら…夫1人であの子達を見ていられるのか?
大丈夫かしら
大変だよね〜いやぁ申し訳ない…
なんて思っていたのに。
2021年6月に


「罪悪感」をポイって捨てちゃおう

と気づいて
捨てることにしてから
少しずつ私が変わってきたのかもしれない。

夫にも頼れるようになったし、不必要な罪悪感は感じなくなった。
と現時点では感じている。
整骨院のカリスマ先生に、あれこれディスられるのをテキトーに聞き流し、
ボキボキボキっ!と歪みをなおしてもらい
施術は終了。
3回目にして、
中華料理屋の厨房みたいな賑やかな整骨院の雰囲気にも、
直球で、ごもっともです…ということを話すカリスマ先生にも慣れてきた。

真っ直ぐ家に家に帰らず
コンビニコーヒー一杯飲みながら、15分でnoteをひとつ書いてみた。

noteは「大人の作家の時間」と
ヒントをもらったので…
ちょっと気軽に書いてみた。
さて、愛しのボーイズが待つ家に帰ろう。
三連休は始まったばかり。

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