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不測の事態に備えて…

息子の高校生活が始まり、始まったかと思ったら、まさかの自宅待機…けど、息子は部活あり…みたいな状況になった。
なので、競技場まで送迎はしていた。

そして、また今週から高校に通い出したけど、20、21日には大会があり、競技場へ送っていく…など、なかなか朝の行動パターンがつかめない状態が続いている。

高校まで片道約30分強。
競技場まで片道約30分弱。
往復で1時間の運転をしている。

私は4月11日から30分時間を遅らせるシフト制を利用している。

大会のあった20、21日は、家を出る時間が7時くらい。
朝練のある日は6時半出発なので、少し私にも余裕。

送って行く車の中で私はおにぎりを食べる。

30分遅く家を出るだけで、ずいぶん車の量が違う。
やや渋滞が始まりつつあった。

息子を競技場へ降ろす頃、私は、トイレに行きたくなった。

どこか近くのコンビニに…と思っていたが、結構コンビニも車がたくさん停まっている。

「…誰かトイレに入ってそうだよなぁ。まだ持ちそうだし、次のコンビニでいいか…」と、思っているうちに色んなコンビニを通り越した。

「家の方が落ち着いて出来るし、家まで頑張るか」と、家に行くことを決意した。

決意した途端、なぜだかもっとトイレに行きたい衝動にもかられた。

なら、寄ればいいのに、家まで行くと思ってしまったことにより、途中でコンビニに寄ることが負けのように感じてしまった。
いやいや、トイレに勝ちも負けもないのに。

息子の学校や競技場まで行くのには、私の会社を通り越す。
そして、何か不測の事態に備え、会社の作業服で息子を送っている。

渋滞もあったので、家まで行って、また会社に戻るとギリギリの時間になりそうだった。

ならば、家には戻らず、会社へ行き、トイレに行けばいいものをなんだかんだ考えて、私は会社の前を通り過ぎた。

ヤバイ。
トイレも時間も結構ギリギリだ。

なら、最後の砦。
近くにコンビニがある。
そこへ…と思ったのに、またまた私はコンビニに寄らずに家まで向かってしまった。

結構限界だ。
脂汗まで出てくる。

いくつもの決断をことごとく間違えた選択をした…と思ったが、一刻も早く家に向かう。

家に着き、急いでトイレへ。
「間に合った〜」
と思ったが、若干トイレで…こ、これ以上は、私の名誉のためとお食事中の方がいるかもしれないので、控えよう。

…って言ってる時点で、ギリギリアウトだったと思われるけど…いや、ギリギリセーフでもあるんだよ…んー、けど、アウトでもあり…セーフでもあって…まぁ、想像にお任せしよう。
いやいや、想像なんかしなくてもいいけど。

頑張ってトイレを済ませ、会社へも急いで向かった。
もう朝のこの時点で私の体力は使い果たした気がした。


この時こそが、不測の事態だったんだ。

何かあっても大丈夫なように、家に戻る時間がない時のために、作業服を着て息子を送って行ってたのに、なぜ私はこんなにも頑なに、家に戻ることを決意してしまったのか…。
いつもすぐ諦めるくせに…。

なので、トイレに行きたいと思ったら、すぐコンビニに行く。
ということを固く心に誓った。

その誓いが試される日は、すぐにやってきた。

次の日、また息子を送って行った時に、奴はやってきた。

この日は、前の日よりも道も少し変え、数分早く家を出たことにより、時間に余裕があった。

競技場には着いたもののまだ早かったため、息子を車に乗せたまま、私は近くのコンビニに行った。

数台車がいて、まぁまぁ混んでいる。
「頼む。トイレに人がいませんように」
「男女兼用ではありませんように」
「出来ればキレイなトイレでありますように」
祈りながらトイレに向かった。

トイレに人はいなく、男女兼用でもなく、トイレは、それはそれはキレイな立派なものだった。


「良かった〜」

早めにトイレに行ったつもりだったのに、結構ギリギリだったので、すぐに行って良かった。


そして今。

今日は時間に余裕があり、家に帰ってきてコーヒーを飲みながらnoteを書いていた。

そろそろ会社へ行く時間…と、いう時点で、足が痺れている。

そしてまた、催してきた。

またまた焦る私。

不測の事態だ。





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