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産後ケア事業を利用しました

先日、産後ケアを利用しました。

最初に感想を述べると、
「使ってよかった!!世の、産後のママたち、是非とも使って!!!」
これに尽きます。

正直、利用する前の私の気持ちはこんな感じでした。
・産後ケアって、周りに支援が得られないとか、育児のことで深刻に悩んでるとか、そういうきちんとした理由がないと申請しちゃいけないんじゃないか
・私なんかが申請して使っていいのだろうか
・子どもを預けてゆっくりしていいのか
・使ってみたいけど、まぁいいかな
・申請しても受理されなかったら使えないのかな

ところが、次女の1ヶ月検診時に、出産した助産院の助産師さんから
「もう産後ケアの登録はしましたー❓」と聞かれ、
さも、登録するのが当然かのようなノリの助産師さんに驚き、
「使っていいのか!」と思えるようになりました。

そこからは、エンジンがかかり、すぐに市役所に申請をして利用通知を受理。(申請から1週間後くらいに通知がきました)
早速、産後ケア事業を行っている施設(私は、出産した助産院が対象だったので、助産院へ)に電話し予約を取りました。

次女が生まれてから1ヶ月と26日ほどで初めての産後ケアを利用しました。

宿泊型と、日帰り型がありますが、私は日帰り型を利用。
利用した施設では10:00〜16:00の6時間、3000円で利用できました。

一日の流れはこんな感じ。
10時 助産院到着
    スタッフ(保育士さんや助産師さん)と1日の流れを決める
11時 助産師さんにおっぱいケアをしてもらう
    ケア中の助産師さんとの会話がとにかくリフレッシュになりました
12時 美味しいお昼ご飯
    赤ちゃんは預かってくれるので、ゆっくり食事に集中できました


14時 入浴(私の)
    他の方との利用調整を行ってくれ、1時間くらい利用できました
    入浴剤が豊富に置かれていて「好きなの使って〜」と。
    一人でのんびり湯船に浸かれる、幸せ♡


15時 美味しいおやつ
    手作りのおやつとノンカフェインのお茶でティータイムです^^

16時 帰り支度、次回の予約をしてさようなら〜

基本的に、我が子は保育士さん、助産師さんがみていてくれ、授乳のタイミングでお部屋に戻ってくるという感じでした。
沐浴も行ってくれるので、帰宅後のミッションが一つ減るのもありがたいです。

産後ケアを受けた後は、とにかく心身ともに満たされます。
でも、家に帰ったらまた育児家事が始まり、満たされたエネルギーもどんどん消耗されますが笑。

「髪が伸びたら、美容室へ行く」
「歯が痛くなったら歯医者に行く」
「腰が痛くなったら整骨院へ行く」
そんな感覚で、
「ちょっと疲れたら産後ケアに行く」。

こんな風に、ママたちの利用のハードルが下がるといいなと思います。

産後ケア、まだまだ世の中の利用率が低いとのことで…。
私の願いは、「誰もがもれなく一度は産後ケアを利用する仕組みつくる」ことの実現です。

今って、自治体や産院から、産後ケアのパンフレットを渡され「こういうのもあるのでよかったら使ってね」くらいの案内が多いと思います。

それだと、なかなか利用につながらない気がします。
「妊娠がわかったら、役所に行って母子手帳をもらう」
「出産したら、役所に出生届を出す」
こういう、誰もが絶対にやる行動のタイミングに「産後ケアの予約をする」をプラスしたらどうかなと思います。

例えば、出産した病院を退院するタイミングで、助産師さんと、
「じゃぁ、退院後の産後ケアの初回の予約いつにしましょうか〜❓」
と、さも利用するのがマストな感じで。

それくらいじゃないと、出産して、家庭に戻ったら日々の育児に追われて、
「産後ケア❓あ〜使ってみたいけど、どうやって使うのかな❓調べなきゃな〜。
あ、泣き出した。行かなきゃ」
こんな日々で、なかなか利用まで進まないのが現状なのではないかなと。

利用につながりやすい仕組みづくりと、産後ケア事業を行う施設が増えていくことを切に願います。

私にできることがあるかな❓と思ったので、まずは発信することから始めてみました。


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