ひなまつり

娘、二度目のひな祭り。

雛人形は、私のものを娘へ。30年以上経つが、なかなか立派な雛人形で気に入っている。

去年、母と一緒に飾ったので、今年はスムーズに飾ることができた。

そう、去年、母と一緒に飾ったときは、特別な気持ちだった。

今までは、なんとなくこの時期になると、家に雛人形が飾られているなぁくらいにしか思っておらず、気づいたら小学校高学年あたりから、押入れに眠り続けた雛人形。

娘が生まれて、約15年ぶりくらいに登場した(笑)。

その割には、かなり状態もよい。当時は、雛人形を見ると、ご飯が食べれないくらい、あの白い肌と、細くてキリッとした顔立ちの人形が苦手だったが、母親になった今は、特別な気持ちが湧く。

途中から飾られなくなってしまったが、母が毎年、こうやって一つ一つ丁寧に箱から出して飾ってくれたんだなあと思うと、雛人形に対して、愛着が湧いてくる。

去年特別な気持ちで飾ったことを思い出しながら、今年もこうして飾ることができていることに感謝する。何より、面倒くさがりな私が、こうして押入れから出して二月の初旬から飾っていることが奇跡だ(笑)。

子供のこととなると、人ってこんなにも変わるもんなのだな、と実感。

いつしか、押入れに眠ってしまったように、また、押入れに眠る日が来る日も遠くはなさそうだが(笑)、気力とやる気が保てるうちは、毎年飾りたいと思う。

写真も収めるので、一年前との比較ができるのもよい。

娘よ、

すくすく健康に、育ってくれてありがとう。


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