遅ればせながら、2021年のはじめに


2020年の終わりには、思いっきりネガティブな本音を吐き出させてもらった。
読んで、辛い気持ちや嫌な気持ちになった方がいたら、すいません。

大晦日に紅白歌合戦を見ながら過ごすのが、我が家の恒例。主婦である私は、あれやこれや料理を出したり片付けたりしながら、所々ではあるが、いくつかのアーティストのパフォーマンスを見た。

今年はJUJUさんが初登場とのことで、
去年最後のせかほしで、紅白の意気込みを聞かれ、

せかほしファミリーのことを思いながら、皆さんのことを思い浮かべながら歌いたいと思います

と言っていたから。きっと一番に春馬くんのことを想って歌ってくれると思った。
春馬くんがいなくなったあの日以来、すっかりほかのことに興味が失せてしまった私は、他のアーティストに全然興味が持てなくなっていたので、今回の紅白も「JUJUさんが見られればいいや」くらいに思っていた。

JUJUさんは、『やさしさで溢れるように』を歌った。この歌は、私、リリース当時とても好きで、請謁ながら結構カラオケで歌わせてもらっていた。でも、最近はこの歌は私の中で春馬くんの歌になっていた。

紅白でこの歌を歌いあげるJUJUさんは、少し涙声のような、目がうるんでいるような気がした。歌の終わりの方には、視線を上の方に向けていたJUJUさん。そこに春馬くんを見ていたのだろうか。

あなたを包む全てが やさしさで溢れるように
私は強く迷わず あなたを愛し続けるよ
どんなときも そばにいるよ
離れていても そばにいるよ

どれだけたくさんの春馬くんのファンが、こんな想いでいることだろう。家族もいるリビングで、堪えてもどうしても涙が出てきてしまう。

おそらく、この瞬間、日本中、いや世界のいろんなところにいる春馬くんのファンの気持ちが、JUJUさんのこの歌にのって春馬くんのところまで届いたに違いない。

松田聖子さんの番の時、宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙から撮影した地球の写真を紹介していた。それはとてもとてもきれいだった。聖子さんが『瑠璃色の地球』を歌いだした。なんとはなしに見ているうちに、どんどん引き込まれていった。

ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河
地球という名の船の 誰もが旅人
ひとつしかない 私たちの星を守りたい

なんでも春馬くんに結び付けて考えることしかできない。ああ、春馬くん、こんな風に地球を見ているのかな。私たちの星を守りたい、なんて、春馬くん言いそうだよ。壮大な宇宙を遊泳している春馬くん、空よりももっと高いところから、私たちを、地球を見ているのかもしれない。

そして、最後にオオトリでMISIAさんが歌ってくれた『アイノカタチ』で、春馬くんどうして?にひたっていた私が、なんだか救われてしまったんだ。

ずっとずっと大好きだよ あなたが心の中で
広がってくたび 愛が溢れ 涙こぼれるんだ
星の数ほどの中 ただ一人のあなたが 心にいるんだ
あのね あのね ずっと 大好きだよ
大好きだよ ああ ありがとう

エネルギーと愛情あふれる歌声で、大好きだよ、をこんなに連呼するMISIAさん。なんだか自分の想いと重なって、ああ、数か月で、こんなに春馬くんを大好きになってしまった私。胸の中で、大好きだよ、が響いて、胸がいっぱいになって、涙がこぼれた。MISIAさん、ありがとう。

2020年の終わりに、最後の最後に私の胸に溢れた言葉は

大好きだよ

であり、そしてその言葉とともに、2021年を迎えた。なんだか、あったかい気持ち。

紅白歌合戦のおかげで、MISIAさんのおかげで、思いがけず。

春馬くん 大好きだよ

こんな気持ちでスタートした2021年は、いいかもしれない。

今年もよろしくお願いします。


いただいたサポートは三浦春馬くんの作品鑑賞や媒体購入に充てさせていただき、更なる春馬くんへの愛につなげたいと思います。