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遂に始まってしまった〜「大友克洋全集」刊行開始(その2)

「大友克洋全集」の第1回配本は、昨日書いた第8巻「童夢」と第21巻「Animation AKIRA Storyboards 1」、大友が監督・脚本を務めたアニメ映画「AKIRA」の絵コンテ集の1巻である。

私は「童夢」は予約したが、絵コンテ集は見送った。そもそも、アニメの「AKIRA」は見ていない。マンガに対する熱量に比べ、アニメに対してはさほどではなく、マンガ「AKIRA」以降は、アニメなどの映像方面の活動が活発になった大友については、フォローしなかった。

それでも、いつかは「AKIRA」を見なければと思い、去年つらつら書いた「エヴァンゲリオン」によって、それはより強くなり、iPadにはダウンロードされている。ただ未見である。

そんな感じなので、この全集もマンガのパートだけ揃えれば良いかと考えていた。それが、「童夢」を入手して、あまりにも丁寧な作りなので、ちょっと気が変わった。Amazonを覗いてみると、21巻の方は品切れ、“転売ヤー“が高値でオファーしている状況だった。

限定発売ではないので、数日すると購入可能になったので、“乗りかかった船“と思い、“ポチッ“とした。ただし、到着は2月中旬〜3月中旬である。(今は、また注文できなくなっている)「童夢」は問題ないので、私のような人が多いと予想し、第21巻の需要を読み誤ったのだろうか。

とにかく、私は一歩踏み出してしまった。妻には、「置き場所考えて買ってね」と早速言われている。

“全集刊行にあたり”として、大友がメッセージを出している。一部引用すると;
<長らく過去の単行本が絶版状態にあり、これまで各社から再販や選集出版のお話をいくつもいただきました。それなら自分の仕事をまとめた全集を自分の思うような形で作りたいと思い、本プロジェクトがスタートしました>

さらに、<マンガというのは、コンテンツとして非常に広い展開をします>とし、自身が手がけたアニメーション、原作・シナリオ提供作品など>もこの全集に収録しようとしていることを発表している。

さらに、 <この全集は是非手にとって、“モノ”としても楽しんでいただきたい>。ここまで言われたら、手出しせざるを得なじゃないですか。。。。


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