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近所の歯科でクリーニング〜良い歯医者って?

随分長い間、歯痛で歯科に通うことは無い。では、歯医者と無縁かと言うと、そうでもない。定期的にクリーニングした方が良いと思う、あるいは詰め物が取れるといったきっかけで、結果的には2〜3年におきに歯医者に。すると、必ずと言って良いほど、治療の必要がある歯が認められ、措置を施す。

では、どうやって歯医者を選ぶか。東京の本社勤務の場合、社内に医院があったので簡単であったが、ロンドン・香港となると、そうはいかない。周りの日本人の同僚に、「どこか良い歯医者ない?」と尋ねて、紹介してもらう。

直近は、御茶の水で歯科を見つける必要があり、やはり同僚のリコメンドに従った。そこで、年1のクリーニングに努めようと思っていたところ、コロナで足が遠のき、2年以上が経った。仕事も一旦終了し、これからは地元で行きつけを作っていおいた方が良いと考えていたところ、妻が「駅近くのXX歯科って良いらしいよ。〇〇さんが言ってた」との情報をくれた。

XX歯科にアポイントを取り、クリーニングに行く。やはり、治療した方が良い箇所が2箇所ほどあるとの事で、通院することに。他にも気になるところがあるようだったが、「急を要する感じではないので、様子を見ましょう」とのことだった。

帰宅して、妻から「歯医者どうだった?」と聞かれる。私は、「基準が分からないので良いかどうかは、分からない。ただ、無理に治療を勧める様子はなかったので、それは良かったと思う」と答えた。

“良い歯医者”って、何でしょう? 

新しい歯医者に行って、私にとって一番嫌なのは、歯の磨き方について指導されること。 その指導については勿論感謝しつつも、内心では「もう色んな歯医者で何度も聞きましたから、理解しています。でも、面倒だったり、不器用だったりでちゃんとできないのです。だから歯医者に来ているのです」と思ってしまう。(歯科の先生、ごめんなさい)

ただし、表面上は「良い歯科医療とは、治療するだけでなく、問題の真因を指摘して、もう2度と歯医者に来ないように患者を指導するということですよね」 、「歯科衛生士さんの指導をしっかり踏まえ、明日から頑張ります」という雰囲気を醸し出しながら、お話を聞く。

あ、 “良い歯医者”って、私の嫌なことをしてくれる歯科なんだ

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