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愛しのミュージカル映画たち〜「イースター・パレード」がスクリーンに

先日、「ウエスト・サイド・ストーリー」を絶賛した。もちろん素晴らしい作品だが、私にとってのミュージカル作品の王道は別なところにある。

最近、妻がミュージカル映画を家のテレビで観ている。「カッスル夫妻」「コンチネンタル」、私も流れている映像に時折目をやり、アステアとジンジャー・ロジャースのダンスを楽しむ。そう、ミュージカルと言えば、第一にフレッド・アステアである。その後にジーン・ケリーが続く。ラブコメディーと、素晴らしいダンスと歌の数々、それがミュージカルの王道である。その世界に導いたのが、以前少し触れた「イースター・パレード」。これがリバイバル上映される。

東京テアトルが「テアトルクラシックス」と称して、名作のリバイバルを開始するようだが、その第一弾が「愛しのミュージカル映画たち」で、一部の劇場では先週土曜日から上映が始まった。ミニシアターの企画ではなく、全国で上映される予定である。

ラインアップは、ジュディ・ガーランドの「若草の頃」、ジーン・ケリーとレスリー・キャロンの「巴里のアメリカ人」、 ジェーン・ラッセルとマリリン・モンローの「紳士は金髪がお好き」(ハワード・ホークス監督)、ビング・クロスビー/グレース・ケリー/ルイ・アームストロングの「上流社会」(動くサッチモが見られる!)、ジュリー・アンドリュースの「ビクタービクトリア」、そして「イースター・パレード」である。

私にとって便利なのは銀座のシネスイッチ、全て12:20上演だが、「イースター・パレード」は平日のみ。観に行くのは難しいと思うが、こうした企画があるだけでも嬉しい。

嫌なニュースが多い中、せめて映画の中でも無邪気に楽しみたい



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