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第74回エミー賞発表〜またまた宿題が増えた

第74回のプライムタイム・エミー賞が発表された。アメリカのTV業界における賞である。私は、ノミネート作も含め、海外ドラマを選ぶ参考にしている。(過去の記事)

全体像は、このサイトが分かりやすくまとめられている。

今回は、「イカゲーム」(Netflix:日本での配信、以下同じ)が、外国語作品としては初めて受賞したことも話題になった。監督賞、主演男優賞、ゲスト女優賞、スタント賞、視覚効果賞、美術賞の6部門である。

「イカゲーム」はドラマ部門の作品賞にもノミネートされたが、受賞したのは「メディア王〜華麗なる一族」(U-NEXT)のシリーズ3。このドラマについては、7月に書いたのでご興味ある方は参照されたい。

ドラマ部門の他のノミネート作は、以前に書いた「ストレンジャー・シングス シリーズ4」(Netflix)。日本でもそこそこ話題になっている「オザークへようこそ」(Netflix)。 「オザーク」は一家庭が麻薬犯罪に巻き込まれていくドラマ。最終シリーズとなったシリーズ4がノミネートされたが、私は「あれ?最後まで見たっけ?」。後ほど確認する。見て損はないドラマだが、記事にしなかったのは人に積極的に勧めるほどではなかったということ〜でも面白いです。

ちょっと気になったのは、“25年を経て過去と現在が交錯する、新感覚のサバイバル・サスペンス“と紹介されている「イエロージャケッツ」(U-NEXT)。他にはアマゾンが配信しているドラマが2作ノミネートされているが、いずれもアマプラの対象にはなっていないように見える。

リミテッド・シリーズ部門は、全て未見だが興味が惹かれる作品揃い。まず受賞作の「ホワイト・ロータス」(U-NEXT)。“見どころ“にはこう書かれている。“ハワイのリゾートホテル「ホワイト・ロータス」を舞台に、訪れる客や従業員の複雑な事情をシュールに描くコメディxミステリー“。リミテッド・シリーズとして制作されたが、人気によりシリーズ化が決まったようだ。

ノミネート作では、「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」(ディズニー+)。麻薬性のある薬、オピオイドがアメリカで問題になっていると聞くが、その実態はよく知らない。本作は、それを描いているらしい。マイケル・キートンが主演男優賞を受賞している。

ディズニー+は、これ以外にも「ドロップアウト〜シリコン・バレーを騙した女」(主演女優賞獲得)と「パム&トミー」もノミネートされている。ディズニー+は、ディズニー系映画、マーベルのための配信サービスかと思っていたら、ドラマ部門も頑張っている様子である。

と思いつつ、よく見たら制作はHulu、でディズニー傘下。日本のHuluは日テレ傘下で米Huluとは切り離されているようだ。

最後の、コメディ部門だが「テッド・ラッソ〜破天荒コーチがゆく」(Apple)のシーズン2が昨年に続き、2年連続受賞。アメリカン・フットボールのコーチがサッカーコーチになるというコメディだが、これはいよいよ見なければならない。プライオリティNo.1とする。

なお、私は完全にAppleのエコシステムに取り込まれており、Apple Oneというサブスク・サービスに加入している。この“ファミリー“、月1850円は、家族でApple TVの配信、Music、Game(利用していないが)、200Gのクラウド・ストーレージが利用できる。

ノミネート作の中に、懐かしい名前を見つけた。スティーブ・マーチンとマーチン・ショート、「サタデーナイトライブ」で一世を風靡し、1986年の映画「サボテン・ブラザース」で共演した。この二人が主演するのが「マーダーズ・イン・ビルディング」(ディズニー+)。これは見なければならない。

ということで、またまた宿題が増えました



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