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ラグビー日本代表がフィジーに大敗〜アルゼンチンが遠く離れていく

9月21日、ラグビーのパシフィック・ネーションズ・カップ(PNC)の決勝が行われた。順当に勝ち進んだ日本とフィジーの1戦、5年ぶりの優勝がかかったジャパンだが、17−41と完敗した。

昨年のワールドカップを終え、再度エディ・ジョーンズHCを迎えた日本代表は再建モードである。2027年オーストラリアで開催されるワールドカップに向け、選手層を厚くすることが重要であり、大学生含めた新顔が多く起用されている。

もっとも、それは他国も同じ状況であり、異常な暑さ(おそらく日本に有利では)というコンディションの中での大敗は、がっかりした。もちろん収穫も多々あったろうが、勝てないまでも、もう少しせって欲しかった。

そんな思いの中で、録画してあった、南半球四カ国対抗戦ザ・チャンピオンシップの第5節、アルゼンチンvs南アフリカ戦を観た。

アルゼンチンは、ここまで4戦して、ニュージーランドと1勝1敗、オーストラリアとも1勝1敗。南アフリカの方は、ワラビーズ、オールブラックス戦とも連勝、4勝0敗と相変わらずの強さを見せてきた。

第5節・最終節はホーム/アウェイとなることもあり、南アフリカは一部主力を本国に残し、新しい戦力も入れながら、アウェイでの対戦を迎えた。

前半開始早々で南アは17−0とリード、やはり地力が違うのかと思ったが、アルゼンチンはトライを重ねて追い上げ、26−22と逆転して前半終了。

後半は一転してディフェンシブな戦い、南アフリカが再逆転するも、アルゼンチンも反撃、PGを決めて29−28と1点のリード。終了間際、南アはPGのチャンス、流石に南アの底力優位かと思ったが、リボックがまさかの失敗。アルゼンチンは1点差で、6年ぶりに南アに勝利。さらに最終節に初優勝の望みもつないだ。

記憶にあると思うが、前回のワールドカップで日本はプール最終戦でアルゼンチンに27−39で敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。勝ったアルゼンチンは、準々決勝でウェールズを破り、ベスト4。

当時も実力差はあったが、現時点においてはかなり差がついてしまったと思わざるを得ない。

PNCなどあっさり優勝して、チャンピオンシップに参加できる実力を示して欲しいのに。。。。

高望みしていることは理解するが、秋のテストマッチシリーズ、ニュージーランド、フランス、ウルグアイ、イングランド、エディー・ジャパンの進化を見せてほしい



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