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色々あった師走の日曜日〜林家三平の降板

師走の日曜日の早朝、というか深夜2:30頃、ロンドンから東京に一時帰国しようとしていた次女から連絡あり。ちょっとしたトラブル。大事には至らなかったが、その後は半醒半睡。4時に起きて、「浅草キッド」の前半を観る。ポストから日刊スポーツを取り出すと、神田沙也加死亡のニュース。事故か死亡か不明だが、痛ましい。彼女のことはよく知らないが、まだ若い、これからなのに。

9時過ぎに妻が所用で出かけ、私はジムへ。「大忠臣蔵」を観ながらトレッドミルで歩き、一風呂浴びる。「酒場シナトラ」で肉豆腐のランチをつつきながら、日本酒を一杯。帰宅後、アメリカン・フットボール「甲子園ボウル」を流しながら、夕食のクリームシチューを作る。

少し掃除しながら、サッカー「天皇杯」の経過もチェック、さらに競馬「朝日杯フューチャリティー・ステークス」。ついに、武豊がこのGIレースを勝った。馬連的中。クリスマス・ソングを聴きながら、山岸涼子「日出処の天子」の最終巻を読了。

日曜日のルーティーンは、「笑点」を見ながら夕食の準備。この日は、シチューを温め、パンを温める程度。演芸コーナーにはぴろきが出ている。寄席でしか見られない芸人を電波に乗せるのは、「笑点」の重要な役割。

夕食を食べながら、大喜利を見ていると、司会の昇太から「最後に重大な発表がある」と。そう言えば、先週そんなことを言っていた。流石に、林家木久扇が高齢のため退くのかと思っていたら、まったく違っていた。

林家三平が、自ら笑点降板について伝え、自らのスキルの未熟さ、芸を磨く直す決意を語った。(笑点終了後のコメント)多くの人が知っている通り「笑点」の“回答“は、事前に作家が作っている。それに、語りの力、当意即妙、それぞれの「ニン」を加えて演ずる。

残酷ではあるが、三平と他の回答者(私は全員の落語の高座を観ているが、一流の人たちである)の間には、大きな差があり、それが毎週テレビに晒されていた。

“昭和の爆笑王“、先代三平の息子、芸能家族のとして生まれ、相当な葛藤があったであろう。しかし、そんなことは我々大衆には関係ない。面白いか面白くないか、上手いか下手かだけで判断される。芸能の世界は残酷なものであり、“親の七光り“など長くは続かない。

最後まで痛々しい姿を見せる、それも一つの決意表明だろうし、三平のこれからに繋がることを期待する。来週が最後の出番、後任は発表されていないが、私の予想は、“令和の爆笑王“候補、桂宮治である。

「笑点」終了後、芸人の生き様と悲哀を描いた「浅草キッド」の後半を観て、Mー1になだれ込んだ。

Mー1、感想は巷に溢れているだろうから、簡単に。私にとっては、順当なファイナリスト3組。“面白い“と“上手い“を兼ね備えているのはインディアンズ(去年優勝すべきだった)だが、“上手い“オズワルドに優勝して欲しかった(巨人師匠と私の尺度は同じだと思う)。

結果としては、非常に僅差の争いの中で、審査員の“応援したい気持ち“の熱量が反映され、錦鯉に軍配が上がったと感じた


献立日記(2021/12/19)
豚肉のクリームシチュー
パン・2オリーブ(PAUL)


*ヨネスケの予想。一人は柳家わさび、これもありそう


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