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NFL知ったかぶり(2024第2週)〜一から出直しか

Week1で知ったかぶりを書いたので、しばらく展開をながめていようと思っていたのだが、Week2はとんでもないことになった。これまでの私の予想、知ったかぶりは全部リセットしようかとも思った。

TNFは、ビルズが31−10でドルフィンズに勝利。QBタゴヴァイロアが脳震盪で退場(3度目。数試合は欠場)した後は、ドルフィンズは試合を捨てた感じ。ビルズは地力の差を見せつけ、ここまでは予想された展開だった。

ところが日曜日、日本では休日月曜日の朝、セインツが44ー19という大差でカーボーイズに勝利、バッカニアーズーライオンズが20ー16、バイキングスは49ersに23−17、レイダーズvsレイヴンズが26−23。スーパーボウル候補がのきなみ敗戦。

49ersのブロック・パーディーは、同じNFCのチームには1度しか負けておらず、それが昨年のバイキングス。やっぱり鬼門なのか。バイキングスは、WRジェファーソンの97ヤードTDという素晴らしいプレイも飛び出したが、堅守が光った。49ersは、RBマキャフリーの復帰には6週間以上かかりそうな中、WRサミュエルも2試合程度の欠場が見込まれている。

レイヴンズ、試合を見返すと、序盤は「なぜこれで負けたの」という印象だったが、こちらもDEクロスビー(2つのQBサック)など、レイダーズ守備陣が良かった。レイヴンズRBヘンリー、QBジャクソンのランも爆発しなかった。

ライオンズも同様。強力なディフェンスで、バッカニアーズのQBメイフィールドを再三サック。ところが、攻撃の方がQBゴフが2つのインターセプトを喫するなど、リズムに乗れない。象徴的なプレイが第2Q終了間際、最低FG3点の状況が、フォーメーションの混乱からペナルティ〜得点出来ず。第3Qで20−16とバッカニアーズにリードされ、それでもそのうち再逆転と思っていたが、結局得点できず。

レイト・ウィンドウの試合では、ラムズがカーディナルスに大敗、ベンガルズ@チーフスは接戦となり、あわやチーフスも黒星かと思われたが、サヨナラFGで王者の強さを見せた。一方で、Wk1あまり良い感じでなかったベンガルズだが、QBバロウも復調、2連敗となったが、今後に期待が持てる。

日曜最後のSNFは、2024年ドラフト1位QBウィリアムズのベアーズが、2023年ドラフト2位QBストラウドのテキサンズと対戦。これもディフェンシブな試合となったが、テキサンズが19−13で勝利。ウィリアムズは健闘していたが、パスの精度がやや不安定、インターセプトも2個と、ストラウドに軍配が上がった。

テキサンズは2023年ドラフト3位のDEアンダーソンJR、同5巡目指名で同じアラバマ大のLB TO'OTO'Oといった若手がディフェンスの核になっており、総合力が上がっているように見える。新加入RBミクソンの怪我が気がかり。

MNFはファルコンズ@イーグルス。ファルコンズは、QBカズンズ加入もあり、“穴“でNFC南の優勝を予想しているので、好試合になったことは予想通り。これまた守備陣が頑張った。それでも、QBハーツの個人の力で局面を打開したイーグルスは、やはり実力がある。心配されたCケルシー引退後のQBスニーク〜TUSH PUSHも決めていたのも大きい。

明暗分かれた第4Q、イーグルスは4thダウンコンバージョンを成功させ、タッチダウン。反撃を試みるファルコンズは、自陣39YDからの4th&1でのコンバージョン失敗。ボールを取り返したイーグルスはFGを決め21−15とリードを広げ、残り時間1:39。

万事休すかと思われたが、波乱のWeek2は続いていた。ここからQBカズンズが4本のパスを連続して決め、敵陣7YDまで侵入。残り時間は34秒でTDパス成功!! 21−21の同点、TFPが決まれば逆転勝ち。

ところが、ファルコンズ選手にUnsportsmanlike Conductの反則があり、TFPのキックは15YD罰退した地点からとなったが、Kコーが落ち着いて決めて22ー21。その後のイーグルス攻撃も抑え、ファルコンズ勝利。

私を含め誰もがリーグ最弱と見られていたNFC南地区。ファルコンズのほか、前述のバッカニアーズとセインツが大物食いで2連勝。

まだ2戦目で、これからも何が起こるか分からない。冷静に考えると、有力チームは想定通りの戦いをしているが、伏兵のパフォーマンスが良かったとも言える。

Week3も楽しみなカードが沢山。NFL面白い!!

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