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2022年を振り返って〜あっという間の1年

個人的には、2021年は37年間勤めた会社を離れ、四月から休暇に入りオリンピックと共に過ごした年。そして2022年は新しい仕事をこなしながら、自己研鑽も少しだけ含めながら、趣味的な行動を続けた年ということだろうか。

世の中的には、ウクライナで戦争が勃発、安倍元首相が凶弾に倒れ〜結果としてさまざまな余波が起き、インフレ懸念と世界的な金融政策の転換。そして、年末になって日銀もついに動かざるをを得なくなった。

年始に証券会社では、干支にちなんだ相場格言をよく引用する。今年は寅年で「千里を走る」だった。政治経済で波乱が起きやすいという解釈もあり、上記のような出来事とマッチしている。日経平均株価で見ると昨年末の28,791円に対し、12月26日の終値が26,405円と-8.3%、寅年は相場不冴えな年がほとんどである。来年は卯年、「跳ねる」で過去は好相場を示した年が多い。株式相場は先を先を読む。その意味では、今年は悪い材料を相当程度織り込んだ年とも言え、そうすると来年は反転の年と期待できる。

エリザベス女王の崩御という、歴史的な出来事もあった。自分が住んでいた時代のイギリスが、少し遠くなったような気がする。

スポーツの世界は、やはりサッカーのワールドカップなのだろう。日本の2つの大金星と、歴史に残る決勝戦。欧州対南米という構図が変化し、スタンドに集まるファンの様子を見ると、世界的なイベントになっていることを実感した。来年は、フランスでラグビーのワールドカップである。

こうしたスポーツイベント、突如として増えた外国人旅行客を見ると、コロナ禍が実質的には過去のものになりつつある。もっとも、私は今年感染したのだが。一方で、いまだに感染対策が講じられている場所もある。コンサート会場などでの規制退場〜どう考えても意味がない。ホテルのビュッフェでの手袋着用などなど、この奇妙なギャップはいつまで続くのだろうか。

そして、コロナ禍は不可逆的な変化ももたらしている。リモート・ワークは定着し、鉄道を始めとする交通機関の乗客数は減少、元には戻らないだろう。コロナ禍の落ち着きとともに、閉店する飲食店が目立ったのも、耐えに耐えたのに、客足が戻らなかったのだろう。

営業を続けている飲食店においても、人手不足が顕著に感じる。近所の蕎麦屋は、人手不足を理由に、店の開店日時を短縮していた。コロナ禍で、飲食店で働くことのリスクを体感した人も多いだろう。彼らが別の仕事を志向するのは当然である。値上げするのか、無人化が進むのか。

そんなこととは無関係のように、娘家族らが集結し賑やかな日々が続いている。孫娘は4歳と1歳、彼らが成人するころの世界はどうなっているのだろう。私もそんなことを考える歳になった。そう言えば、今日は61歳の誕生日だった。

明日は皆を連れてディズニーランド、年末は大阪の実家へと大移動。毎日の記録も、今年はこれで終了とします。新年から、またよろしくお願いします。

みなさま、良いお年をお迎え下さい!!



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