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ホヤとウニと名店「源氏」〜仙台で食べたもの(2日目の昼)

(承前)

出張するとホテルで朝食を食べることになる。しかし、ビジネスホテルは通常7時から朝食である。普段5時台に食べる身からすると、遅すぎる。それではコンビニで買って食べれば良いのだが、元来の貧乏性で朝食込みの宿泊プランならでタダなら、そちらを選んでしまう。

大抵のホテルではビュッフェが復活しており、そうなるといきおい食べ過ぎる。そうすると、昼になってもお腹が空かない。

昼食は抜き、夜に備えようかと、ランチタイムにオフィスの周りを散歩していたら、立ち食いそば店の看板を発見。「やなぎ庵」、入り口には数人が入店待ちしており、よさげな雰囲気である。冷たいそばなら腹に入るかと並ぶことにした。

入口には、メニューの写真が掲げられているが、“おすすめ!“と付された、かしわそば(冷)が美味しそうだ。食券を買って店内に入り、調理場を見ていると、注文ごとに茹で、氷水で〆ているので、多少の時間がかかる。しばしの待ち時間に、期待が高まる。

出てきた、かしわそばを持って、立ち食いカウンターに向かう。そばには、胸肉とモモ肉、2種類のゆで鶏のスライスがのるが、その量は結構なものである。御愛想に2−3枚とはわけが違う。胸はあっさり、モモはしっかり味でコントラストが効いている。

そばはしっかりと風味が残り、食感はボヤけた感じがなく、しっかりとコシがある。つゆは、あっさり系で冷やしそばにピッタリ。これで430円はかなりのコスパである。

暑さで食欲減退した時に、是非食べたい「やなぎ庵」の冷やしかしわそば。仙台の立ち食い蕎麦は侮れない。

もう一仕事して、夜は名店を目指す


*店構えの写真は夕方撮ったので閉店後の様子

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