2024.7.30(Fat Guy In Canoe Sings Moana)

 好きなミームを一個紹介します。

…太っちょな白人男性がカヌーを漕ぎながら「モアナ」のテーマを歌っている。横転して沈没する。

 文面だと意味がわからんな。 

 こういうしょうもない動画でもコメントを確認して来歴とかどういう風に見られているのかを調べる癖があるのだが(本当に無駄)、「モアナ」のテーマは後付けで誰かが追加したものらしい。太っちょの男が沈没する映像はたしかに面白いが、それを見つけてきたうえに「こいつにモアナ歌わせよう」と思いつくやつは普段何を考えて生きているんだろう。

 ちなみに動画の男性本人がバズに便乗して「本人が歌ってみた」みたいな動画を出しているのだが、それは別におもしろくない。でもなんか、その軽率なサービス精神が割と嫌いにはなれない。

 何の話だよ。

 そういや、noteを一回消す前のアカウントで「ミームで出てくる英語表現」みたいな記事を書いたことがあった。周りで英語がはやっていたからだが、たいしてウケなかったので続かなかった。なにを書いてたかはあんま憶えてない。yallとか? これは簡単、you allの略だから、みんなみたいな意味。毎朝「Good morning yall」って挨拶するクラスメイトの動画を集めたような動画があるのだ。
 あとちょっと前だと、POV:ってのが流行った。元来(一人称)視点という意味で、たとえば「POV:you are only black in Japanese public bath」みたいな動画があったとして、その内容は「黒人の自分が銭湯でほかの客(日本人)に無遠慮にじろじろ見られる場面」が一人称視点で展開するという感じ。これが一般化していくにあたって、「あるあるネタ」ほどの意味に転化して、一人称視点じゃなくてもPOV:っていうのが付くようになった。

まあなんでもいいんすけど。

 昨日は二日酔いで休んでしまった。こういうことを会社のPCで書いているんだけど、USBで開発端末から移すときに毎度「なんかの間違いで削除できなかったらどうしよう」と不安になる。今のところ防げているが。

 おととい従兄弟と飲んだのだがそれが異常に盛り上がってしまった。半分はワタミ顔の店員が(こういう「ワタミ顔の」みたいな表現は明らかに良くない)グラスが空になった途端に「お代わり大丈夫ですか」と聞いてきたことにもよる。久しぶりにホッピーばかりあんなに飲んだ。それで翌日は夕方の5時半まで寝つぶしてしまった。

 いちおう1,2週間くらい筋トレ(といっても腕立て45回と腹筋30回、あとは適当に、という感じのゆるいやつ)をやっていて、そんな程度だけど本当に少しは筋肉がついたような気もする。ちょっと前は二の腕に力を入れて反対の手で握ってもフアフアだった。まだフアフアではあるがまえよりは芯が通っているかんじがある。

 とにかく最初はヌルく始めたほうがいいかもしんない。それはまあ、いつもの繰り返しになるが日記でおぼえたこと。とりあえず10分から…。いきなりストイックにHIITを毎日こなすのはマジで無理。まあこれを最低一か月は続けなきゃいけなくて、これからでしかないのだが。

 ひるがえって、他人と「継続」するのはむずかしい。とくにおれは過剰に「本当は別にやりたくないのに無理してるかな」とか考えるたちなのでなおさら運営しづらい。こうやって日記を一人で書いているのは気楽だ。いつやめてもいいし気が向いたときに続ければいいので。
 共同運営、ってことでいうとバンドとかもそうかもしれない。大学の頃はライブとかがコンスタントにあって、それまでにどういうコンセプトでこういう曲をやろうとか熱心にLINEで書いてたし、まあ一応聞いてもらえてはいたというか、そういうサークルにいる以上はライブに向けてバンドをいい形に持っていくという大義が一応ある(ことになっている)ので多少俺が強引に話を進めても特に問題にならなかった。
 今はみんないい大人であり、それぞれに判断があり、事情がある。だからいったん「待つ」ようになったのだけど、それやってると結局反応が返ってこなくて終わりということが本当によくある。ここで自信をもってバンバン進めたほうがいいのだろうか。それが「リーダーシップ」?

 先日ある管理職の人が用を足してるところに遭遇した。いつもの妙にぶかぶかなスーツ姿で大股をひらき、背中を丸めて自分の股間を覗き込みながらいつまでも残尿の処理をしているので、なんか後ろから見るとテディベアがションベンしてるみたいで滑稽だった。

 っていう「日記」を同期とのチャットに書き込んだら、「今回の日記はかなり斬新だね」と言われた。あ~出た、こういう「斬新」の用法。近いとこだと「狂気」とかだろうか。この場合の「斬新」はもちろん字義通りの意味ではない。「その表現は私にとって快適ではありませんがあなたは面白いと思っているのですね」 大体こんな意味。別にウケなかったから腹いせにこんなこと書いてるわけじゃないが、こういうみんなが使ってるからこれで良い的な言葉づかいを見ると「あ゛ー!!」となる。

 ウィンストン(キャビンやキャスターが名を変えたやつではない)を吸い始めて結構経つ。たぶん大学2年目だったと思う。日吉に文房具店兼タバコ屋があって、そこでだけ売っていたのを憶えている。きっかけは、当時ジョン・レノンの吸っていた銘柄を探していたことで…、有名なジタンとかも試していた。いわゆる黒たばこ。腐葉土みたいな匂いでこれにはハマらなかったな。で、ラークを吸っている写真とかも見つけてクラシックマイルドを吸ったりもしていた。で、ウィンストンもその一つだった…ような気がするのだが、特に彼が吸っていたという記述はなかった。たぶん、フルネームがジョン・ウィンストン・レノンだから、なんかそれのイメージだったんだと思う。
 きっかけはともあれ、キャラメルのような甘みと、煙草らしい香りが両立しているのが好きになったのだが、一度全然美味しく感じられなくなってピースとかに切り替えた。粋がっていわゆるロングピースとか缶ピースに手を出した時期もある。実際あの缶を開けたときの甘い香りはこたえられない。でもさすがに両切りたばこを吸い続けるのはしんどいし、缶をわざわざ持ち歩くのもなんとも…。まあいろいろあって、社会人になってからウィンストンに戻ってきた。やはりおいしい。

 いまは大人になったからミュージシャンの煙草を真似したりはしない、といいたいが結構しっかりそういうのも把握している。HouserockersのHound Dog TaylorはPall Mallで、Brewer PhillipsはMarlboro。真似はしてないけど。

 「ゴロワーズという煙草を吸ったことがあるかい」という曲がある。さぞ格好いい曲なのだろうと思ったものだが聴いてみるとちょっとずっこけてしまったもの。ゴロワーズという煙草自体もなかなか玄人向けというか、なかなかあれを美味しいと感じるには難しかった。

 こういうコスプレ的な憧れは日本人特有のものか? と思ったけど、実際にシカゴのブルースマンとともにハープを吹いてきた人でも「オールド・グランダッドを飲むことだぜ」みたいなことを言ってきたりするからあんがいどこでもそうなんだろうな。

 しかしここ数年たばこの銘柄がどんどんなくなったり統合したりしているからウィンストンも風前の灯火ではという危惧がある。取り扱いも多いほうではないし…。なくなったらどうしようかな、やめようかな。タバコ。

 会社のプレゼン大会みたいなのがあって、なんとなく気になってきた。業務中ヒマなときに資料作成とかしたら少しヒマがまぎれるというのもある。しかし何について話すか。5分で話せることにも限度がある。たとえばギターやブルースについて話すことはできるが5分にまとめることは難しいし、そんなに知らん人に「伝えたい」とも思っていない。

 日記を書こう! というテーマで、「ノウハウ」なんてあるだろうか?

 少し考えてみる。まあいつも言っていることだが、あとにも先にも重要なのは自意識をできるだけ取っ払うことだ。まあ自意識をエネルギーに書ける人はそれでいいかもしれないけど。少なくとも俺にとっては、「こんなことを書いてバカだと思われたくない」とか、「つまんねえ奴だと思われたくない」「高尚なことを書きたい」あるいは「高尚ぶってると思われたくない」…こういう自意識こそがが日記を書いて公開することを妨げる最大要因なんである。

 ではそれを乗り越えるにはどうすればいいか。正直いって、念じるしかない。念じながら無理やり公開し続ける。あえてくだらないことを書く。「あー」とか「えーと」とか、そういうのもあえて残して公開する。起承転結や5W1Hも気にしない。ようは、「きちんと書こうとしない」ことだ。私たちは文豪でも、気鋭のエッセイストでもない。

 きちんと書きたければ、そのあとに「編集」という段階を設ける。

 そもそも我々はなぜ文章を書くということが「きちんと書く」「正解を書く」ことだと思い込んでしまうのだろう? それはおそらく学校でそれしか教えないからだろう。

 とっちらかってきた。このままではプレゼンは無理だな。プレゼンって得意だったことがない。でも5分で話すこととしてはそれなりの分量を稼げたように思う。ちょっと準備してやってみるか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?