Threads/X抜書き2024.7.7

機会があればタトゥー入れてみたい気持ちないではないけど、タトゥーに入れたいほど思い入れのあるモチーフがない。まあこんなブヨブヨの(しかしファット・ジョーほどデカいわけでもない)冴えない男がタトゥーは入ってたら意味わかんないけど。


真空管アンプの調子悪いんで(今年買ったのに…)売ることにして、しばらくまたRolandのGA20使うことにした。まずEQをゼロから、補正程度にだけ使うようにする(ボリューム上げると上も下もレンジが出てくるものです)。で、バックパネルを外してみた。するとこれまで硬い感じに一方通行だった低音が回り込んでちょっとやわらかく、レスポンスが遅くなる。これがなかなかよかった。広がる感じが出る。真空管アンプに比べると根本的なトーンが硬いのは否めないが、これで練習には充分。

しかしTwitterの「ギター界隈」はユニクロで「Gibson」って書いてあるだけのダサいTシャツが出れば買いに行き、フェンダーがダサい公式ヘッドホンやアンプもどきのBluetoothスピーカーを買いに行き…と、なんというか、あれはオタクがラブライブ!のTシャツを着たり、電車やら軍装アイテムを「取り入れる」のと同じみっともなさがある。それに比べたら「バンドT」が若い人にファッションとして消費されているなんて結構ではないかと思わんでもない。

聴いてもないのにバンドTを着るなんて俺たちの文化を消費していると思いっきり怒れる人は自分が無意識に同じことをしていないかという自省をしていない。

関係ないが、俺は服には無頓着だけど、オシャレでありたいとも思っていて、しかしオシャレになるためには失敗して「頑張った結果ダサい」をも経由する必要があり、それが怖いので「無頓着でダサい」にいつづけているところがある。これって、何につけても言える話ですね。

しかしアラサーの「頑張った結果ダサい(スベってる)」って、なかなか恐怖じゃないですか。まあ、でもそんなふうに話が飛躍してるからダメなんだよね。普通に無難なことからだんだんお金使ってけばいいのは明らかで、それもわかってるし。いきなりクロムハーツとか買い出すわけがない。要は俺はめんどくさがってて興味がないだけか。

まああと20kg痩せたら今よりは確実にカッコ良くはなるわけで、それもわかってるけどやってないのと同じだね。

誰かが「いいこと」を言っている場面を切り抜いたショート動画でよくかかっている、しょうもないピアノの曲

「推し」は恋愛感情ではない、と言っていた人が「推し」と付き合ってたっぽくて、人間っておもしろすぎる。

個人的には前から言ってるが「推す」という言葉のいかにも消費なニュアンスが苦手で、まして身近な人に……と思っていたので、恋愛という形で人間同士向き合うことになったのなら、とてもヘルシーなことで本当にめでたいと思う。恋愛しなきゃ嘘、ということではなく、形はなんだっていいのだが。

パンチラインをなんらかの形で強調するやつかっこいいよな、Still D.R.E.の「still not loving police(haha)」とか、Brown Sugarの「Even got a big sister by the name of Chocolate Thai」とか。他になんがあるだろうか。

町の中華屋さんの跡地がまた若者が若者向けにやっているおしゃれ屋さん(食品なり小物なりを扱っているが本質的には「おしゃれ」を売っているにすぎない店のこと)になり変わっていた。

正確にいうと工事中だった。作業員のおっさんが生コンかなんかをこねていた。おしゃれ屋さんとておっさんのおかげで生まれることができるのだ。

シカゴブルースマンはけっこうKenny Burrellの「Chitlins Con Carne」やるし、Boogaloo Joe JonesはPat Martinoが好き。B.B.KingはDjango Reinhardtも好きだし、彼女にAndrés Segoviaのライブに連れて行かれていたく感動している。また、あのビブラートは(元々はBukka Whiteのスライドギターだが)イメージの中にペダルスティールギターの音があるとも話している。

先日別の人とやはり「推し」について話していたところ、「最近推し概念が過剰に商業化しているのがイヤですね」と言っており、なるほどそういう見方があるんだと思ったのだった というのは、昔から「推し」ている人からしたら最近の意味合いはちょっと違うのだという。

そもそも新しい語でいまいち捉えどころがないのは仕方ないが…いずれにせよ「推し」ている一部の人たちにしばしば見られる翼賛的な態度は苦手だ。文句は言わず、批評もせず、黙って金を落とすのが「応援」だという…もちろんそれは人によるのだろうが、そのまま全体主義的に見える。

というのはまあアイドルとかバンドとかに対して遣われる「推し」を想定しているのだが、どうもそうではない用法があるらしい、という。

西野カナが復活したのってやっぱ最近の平成ブームというかそういうのがあって話が来たんですかね。

カラオケで練習すると普段より声が出てしまうんで、喉を痛めやすい。1時間が限度だな。声楽の教科書にも喉が楽器だからたくさん休まなきゃならないと書いてあった。

レノンになりたい時代にそういう歌い方しすぎてもう勝手に声が歪むようになってるから、あえて喉で声変えようとしない方がいいな。特にカラオケのマイクだとすぐピーク来て上の方が歪んでキンキンしすぎる=聞き苦しい。

マイクの特性みたいなことも一応勉強するかな。ギターの知識量にくらべたら1%にも満たない知識しかない。

Bloc Partyにしろ、White Stripesにしろ、Strokesにしろ、正直に書くと出会いはニコニコ動画の「ブチ上がって眠れなくなる○○曲」みたいなめっちゃダサい動画だった。高校の頃。

ジャックホワイトを知ったのは「ローリングストーンが選ぶ100人のギタリスト」をまとめたやはりニコニコの動画で、ギタリストとして取り上げてるのになぜかSeven Nation Armyをイントロから流すというガバガバ編集だったが、それが妙に気になり調べて聴いてみたのだった。もっともあれがBall And Biscuitとかだったら逆に聴いてなかったのかもしれない。この動画の投稿者はマジで何も知らなくて、ブライアンメイのところで「Crazy Little Thing Called Love」のイントロのアコギを流して突っ込まれていた。

Strokesはなんか、リモコンっていう2chの高校生版みたいなサイトでシャバ僧が「ストロークスのJuiceboxよりカッコいい曲あるの?」ってスレを立ててて、それで知ったんだわ。笑

まあ普通に高校の時の俺って東京事変、マンウィズ、WHITE ASH、八十八ケ所巡礼、マキシマムザホルモンとかも聴いてた完全なシャバ僧だったからな。

先日買って1週間くらいで売ったFernandesのストラトはメイプルボディメイプルネックで、レンジ広くアタックが速い感じがよかった。逆にいうとそれだけが印象に残ったけど。

久しぶりにストラト弾いたけどあんなにバネの音するギターだったんだなあ。

マホガニー自体は実はフラットで悪く言えば味気ない木材なのでオールマホガニーのカスタムよりメイプル貼ったスタンダードの方が音がいい(らしい)。

「安いのに良い」ギター1,2年でだいぶ試してきたけど、まあ本当に「安いのに7,8万の新品よりいいかもなあ」と思いはするが、それまでっちゃそれまでだな。

メンタルが落ち込むのは本当にしょうがないことだけど、自分を「偽善者」とまで言ってしまう人は、どうして他人には言わないようなことを言ってまで自己卑下するのか、まずそれをちょっと無理してでもやめようよと思うし(だって必要なくて、ただの癖だから)、そもそもそんな強くて解像度低い言葉を使うこと自体語彙が急に貧しすぎるだろと思う。

自己卑下している方の自分の方がリアルで、賢いと思い込むことはよくあるが、その実そっちの「自分」はただめちゃくちゃ口悪いだけのバカなので、「そっちの自分」にはできるだけ耳を貸さない方が良い。

まあしかし自分の自我をどうにかするので精一杯だし、他人の自我まで見てたらおかしくなってしまうからな。

久しぶりにギターの試奏頼んだら店員がガチャガチャ弾き出して「もうええて…」ってなるやつあった。

この本によるとPapa's Got〜、I Feel Good,Cold Sweat,Licking Stick,Give It Up Or Turn It Loose,Mother Popcorn,Funky Drummer,The Payback あたりでJimmy Nolenが弾いている。

逆にCatfish Collinsが参加してるのはたとえばSex Machine、Super Badとか。印象としてはCatfishは結構ルーズというか、あんまりかっちりしてない。もちろんそれがまたカッコいいのだが、たぶんシンプルに他の人の方が上手かったんじゃないかな、と薄々感じている。

ギターのトーンもちょっとガレージっぽいのよね。VOXの変なギター使ってるのもあるけど。でもJimmy Nolenも60年代はVOX使ってる。ボストン公演の映像見るとギターもベースもアンプも、ドラムさえ全部VOXなので、まあ完全にエンドースメント契約かなんか結んでたんだと思う。

Fred Thomas。親指一本で弾く人。たしか彼のインタビューで、クラブでギグをやってたらJBが入ってきていきなりSex Machineをやらされたけどバッチリ決まって、それで採用、という経緯を話してた気がする。確かその時もJBのバンドがやめちゃったから集めてたって話で、どんだけ待遇悪かったんだよと思う。

この前半、スタジオでJBがウロウロしてドラマーにガン付けたりしながら「それ違うなあ!」とか言ってるシーンがある。そのあとに「俺はどんなバンドだろうと30分あればJBサウンドにできるんだ」と語ってる。それだけJBの中には明確にあのサウンドがあったのだといえるが、やっぱりバンドの待遇をもうちょっと良くしてやめられないようにした方が早いんじゃないの?と思わなくもない。ファストフード店経営する前に笑。

めちゃくちゃヒマな時にまたR&Bチャートの1位曲を順繰りに入れていくプレイリスト作ろうかなあ。でもあれ大変なんだよな。

何週も1位取り続けてる曲の重みづけが難しいし、あるいは2位以下だけど存在感ある曲とかを切ってしまうのは勿体無い感じがする。とはいえ、全部やってたらほんとに膨大になってしまう。

JBって今の時代生きてたらやっぱり全部一人で打ち込みで作っちゃったのだろうか。

すっごい今更ながら、やっぱシールド(ケーブル)って大事だな。知ってはいたけど、ちゃんと実感したのは久しぶり。

前からKaminariのMersey Beat '60っていう結構いいケーブルは使ってたんだけど。最近は巻くのがめんどくてモズライトの安いカールコードを使っていた。見た目もカッコいいし。

で、ここ数日真空管アンプの調子がおかしくなってきたので、Rolandの石アンプに切り替えていた。ここで、基本トレブルは0にしたいが流石にこもるし、しかしEQで上げると一気にいや〜な硬さが出る。

ここで考えていた、スピーカーが綺麗にハイの出るものになれば、その分EQに頼らないで高域が出せるから綺麗に鳴るのではないか?と。 そこから半日経ったいま気づいた。ケーブルを高域出るやつにしたらどうだろ?と。これがまあ普通にそうだった。

当たり前のことなんだけど。カールコードは音質劣化で有名で、高域が曇ってしまうというのが定説。ただそれを「アンプがキンキンするから中域にまとまるならいいんじゃない?」となんとなく考えていた。それが逆だった。

キンキンというか嫌な高域が出るのはEQのせい。これも前にPeaveyの石アンプで知っていたことなのだが。だからEQはあんまり使わないようにする。EQに頼らないで高域を出すにはすなわちギターからスピーカーの間できちんと出るようにしてあげるしかない。

考えれば当たり前のことだし、「音が良くなるケーブル」なんていくらでも売ってるが、一回聴こえないとわからない。

カールコードの「劣化」は、高域が削れて中低域が前に出る、ではなく、全部のレンジが削れて結果もそもそしたどこも出てない音になる(だからなんとなく相対的に高域が出てない気がする)だったのだな。まあ、一言でいうと音痩せ。

書けば書くほど当たり前のことなのだが…。

ギターのキャパシタとかいう前にギターの弦→マイク→ケーブル→アンプ→スピーカーっていう経路を当たり前に認識しておくべきだった。

とりあえずカールコードはいらんから売って、Kaminariはメインにしつつもう少しハイファイそうなものも試してみようかね。

beldenって8412と9778どっちがええんや。

8412はローインピーダンス用、9778はハイインピーダンス用で、8412は本来エレキギター向きではないらしい。レスポールレコーディングならどうか知らないが。

9778っすかね。色々能書きの多いケーブルはたくさんあるが、変な工夫されまくってるやつより昔からスタジオで使ってたやつの方が良いだろう。

明大前の京王線の乗り換え構造は全てが直感に反する配置をされている。何回も使ってるけど100%間違える。

吉祥寺、なんかムカつく街だな。

タバコ吸える喫茶店全然ないし。

吉祥寺の山野楽器でBelden 9778をギター用に整えたやつ買ったんだけど、プラグに「ROCK INN」って彫ってあってダサすぎ。もうロックイン存在しねえだろ。

ああでも音いいな。これは確かに音いい。

いやー音太いね。ロスの少ない感じ。安カールコードはまあ論外として、KaminariのMersey Beat'60 も箱物向けなだけあってちょっとローカットするとこがある。それはそれでフェンダー系に合わせても昔っぽくていいのだけど、やっぱそれなりに太いほうがやりやすいからねえ。ジャガーとかだと。

あんまケーブルがどうこう言う人になりたくなかったが、使いにくいなあと思ってたギターやアンプが明らかに使いやすくなるなら、やはりやる価値はある。

まあAlbert Collinsとか100mくらいある放送用ケーブルであの音だけど。

イヤーピースのストックいっぱいあったはずなのに押入れ汚すぎて全然見つからない。

買った時の箱に入ってた。デフォルトのシリコンのが一番いい音じゃん。わざわざこだわってウレタン使ってたのがアホみたいだな。

…正直元ポストも脇が甘いというか、それはそれでロックファンっぽい尖り方ですね、と突っ込みたくなる(蓋を開けたら本当に普通にロックファンだったのだけど)内容だとは思ったものの、そういうレベルでなくとんでもない馬鹿からこんなにリプライきてるとなると、流石に同情的になった。

ロックファンっぽい尖り方っていうのは、まあまあ権威とかマジョリティに対して反骨的な態度を取るものの、その実わりとスノビッシュな価値観を内面化していて、そこに安住しているからそういう放言もできるという点(俺も含め) だけど、まあこんな話の想定を遥かに下回ってひどい。

おじさんの言うことなんか有り難がるな という思いと同時に、言うて近い世代で固まっててそこの通念だけ強化してんのも大概だろ という思いがある。おじさんと喋ってもいい。ただ舐められてはいけない。

まあ本当にスレッズ見てると世の中にはこんなにも頭が悪くて悪意だけで生きてるような奴がいるのかという勉強になる。

昔、何かが410円超えると「ジャンプコミックスより高いじゃん!」と思う癖があったんだけど、いまジャンプコミックスっていくらなんだ? 税込528円。まあしかし安いほうだ。

テスコ使う人いるし、スタインバーガーでも出るようだし、レスポールだって元々はジャズギターだし(成功してるのかは知らないが)ジャガーでもJoe Passが弾いたらあの通りだし、ジャズ・トーンが出せないエレキギターってあるのかしら。

おれのゼミの先生、(ここには書いてないが)墨田区の職人の子として生まれて言語学研究者になっていたのか。たしかに生まれ育った下町にはまだ昔の日本語をしゃべる人がいて…みたいな話をしてた気がする。合宿ではたくさん話してもらったけど、もっと話しておけば良かった。

チェンソーマンの突飛な展開、「何がどうなってこうなった」っていうツッコミが入るようなものも多いが、そもそもそこって作品にとってそんな重要ではないんだと思わされる。というか、もっと優先させていいことがあるっていう 画面のインパクトとかね。まあ最近そっちが勝ちすぎてる気もするけど。

Part-Time Loverの練習してたけど、地声と裏声の間みたいなあたりでなんとか出すことはできるな しかしそれが聞いてられるものかというとそんなことはない。

鼻と口の中で共鳴させるのと、その共鳴具合をコントロールするのは普通にできるようになった(鼻から口、その間、その下など)のと、前と違う声の歪ませ方(前は喉の上から口あたりでやってる感覚だったのが喉の下の方になり、質感がキンキンからハスキーになった)ができるようになった。

子どもの頃母が観てるフレンズをよく横で見てたんだけど、大人になったあとフレンズの話を振ったら「私はロスのとぼけたところがちょっと(うちの)パパみたいで好き」と言ってて、ええ〜と思ったの思い出した。

俺の父は今思うと相当変な人なのだが(機嫌悪いとすぐ出るし)母も大概だなと思ったのだった。

発声練習の賜物で桑田佳祐は喉の奥の方で歪ませてるなとかわかるわけだが、逆に方向によっては「ああなる」のだなということもわかる。

kindleで読んでる本。声帯が一番リラックスして鳴る状態をつくることと、鼻腔と口腔の後ろのスペースを空けてやはり響きやすい状態を作ることが大事で、これができてないと腹筋を鍛えて空気をたくさん送り出してもかえって喉を痛めますよみたいな内容かな。

声帯は弦楽器的であり(まあ、それも管楽器のリードでは?とも思うけど)、共鳴部分は管楽器的である。管楽器の部分はきれいな包み込むような響きを作るが、弦楽器の部分は芯とか歪みを作る。倍音と実音の関係かな。

理屈は分かるけど、じゃあそうするにはどうすればいいの、という箇所であるところの「コールドスポット」とかのテクニックがやはり感覚的なんでよくわからない(会社なんで試せてないのもある)。感覚掴んじゃえばあとは再現するだけなんだけど。

日本人女性の話し声が高い傾向にあるのは社会がそう強いてきたからだ→いや日本語がそもそもそういう言語だからだ、みたいな議論がよく起こってるけど、どうなんだろう。たしかに日本語のアクセントは強弱ではなく音程なので、ある程度高さがあった方がいいのはそうだが。それだと男性もそうだろうと思うし、昔の女性アイドルの話し声ってけっこう低いような気がするんだけどな。アニメ声とかいってやたら高い声もてはやす向きもないわけじゃないし。なんでも男女論に当てはめるのも良くないが日本語は〜とかかんとかこいてる奴もそんなに日本語の音声学ちゃんとやってるようにも見えんし。そいつが金朋なんとかさんて声優のことをやたら引き合いに出してたのもどうかと思う あんなの特例だろう。

うーんいわゆる日本の「ボイトレ」の先生っつうのは、「歌が上手くなりたい」だの「自信をつけたい」だのといった曖昧な生徒ばっかり相手にするから、結局「あなたの声を自然に出して、自分の声を好きになって」みたいな自己肯定論に落ち着きがちなのかな。もちろんそれも大事なことだし、ある面で正しいのだが、俺の目的にはもう一歩合わない。

「モヤる」みたいな便利な言葉で考えるのをやめてる人がどれだけいるだろう。

かつてサークルにずーっといて仙人扱いされてた先輩の今たまたま思い出せた年齢がやはり当時29歳とかだったと思うのだが、いざ自分が29歳になってみると仙人どころか全然怒りとかいろんな感情あるわけで、まあ色々なことを思いかえす。

ツェッペリン好きの後輩と音楽バー行って結果的に一日で三回もアキレス最後の戦い聴かされたのわりとトラウマ。

名曲というのは別に否定せんが一日に何回も聴くタイプの曲じゃないと思う、と、同じくツェッペリン好きの従兄弟に話したら、「別に何度でも聴けるね」となり、マジか………と思った。

くさしてんじゃないよ。

A Day In The Lifeですら一日に何回も聴かないから俺は本当に長くて情報量多い曲聴けないんだと思う。ジェイムスブラウンなら何時間も聴けるだろうが。

ジェイムスブラウンとか、一部のオタクでなく、何時間でも聴けるものを作れるのがプロフェッショナルなところで…と思ったが、それを何時間でも聴けるというのも俺がオタクだからかもしれん。とはいえ、真の意味でのポピュラーミュージックを作れる「レベル」みたいなのはやはりあると思うが…

ジャガーのブリッジサドルをブラス→スパイラルにして思うが、世に言う「音が太くなる」とか、「低音が出る」とかって、基本倍音聞こえてない(というか区別できてない)人の言うことだからあんまり当てにならないな…もっと低いレベルでいうなら、ディストーションとかオーバードライブ前提だったり。

普通はデフォルトのスパイラルからブラスにするし、その方が音がよく伸びて太くなると言われるのだが、俺からみるとどうも倍音が単純になって、というか実音が優勢になって色気に欠ける感じ。テレキャスターとかもブラスサドルが人気だけど、あれも今思うとどうかなあ。

テレキャスターにしても50s初期のスチールからブラスになって、さらにスパイラルのスチールになる。棒みたいなやつから、わざわざ刻みの入ったものになってるわけで…これは弦間調整を容易にするためだろうか? それともトーン上の狙いがあったのか。

わりと全体にそういうふうになって行くわけで、「こっちの方がいい」という判断がされたと思うのが妥当。レオ・フェンダーはギターが弾けなかったというが、工場にはJimmy Bryantやらのミュージシャンが入り浸ってフィードバックをよこしたというから、きちんと楽器としての改良をしていたと考えていい。

当然当時想定されていた弦とその後使われる弦だと太さがまるで違うんで、想定外のことは起きているにしろ。なんでも50sがいいっていうのもそれはどうなんだという。

しかしThere's A PlaceとかNot A Second Timeとか、あるいはTell Me Whyとか、When I Get Homeとか…What You're Doingとか…あの辺の、いわゆるAlbum-Filler(と言うらしい)でさえ、というかそういうのこそ異様に良い曲だな。

Not A Second Timeとか曲が良すぎて自分で歌いながら泣きそうになった。

ストロークスのボーカルってディストーションかかってるからあのまんま受け取って真似するとどうにかなってしまうんですよ。

チバとかが年々歪みが多すぎて逆に細くなってるのはなんというか、加齢以上にやっぱり喉にもHPがあって、あまりにもああいつ歌い方を続けるとどうしてもああなってしまうのだろうなと。

エレキギターでさえ木が鳴らされすぎるといわゆる激鳴りとかを超えて勝手に歪むようになってしまうというからな。

「ウエメセ」って言葉の気持ち悪さヤバい 略すほどに「上から目線」って言葉使う機会があるのもどうかと思う。

…英検落ちたって報告した後に「ドラえもん音頭の歌詞が気になる」つって調べ出したら母親バチギレたの思い出した。まあ今なら勉強教えたり気を揉んだのに(関係あるのはお前だけじゃないのに)何がドラえもん音頭やねんという気持ちは分からんでもないが、小学生なんて「自分の意思」で英検を受けようなんて(口で言ってたとしても)そうそう思ってないわけで、やはり教育上は悪手なんじゃないか。そこでバチギレるのは。思えば怒られた後、とにかく自分を責めるポーズをしなくてはと(一人でも)やる癖があったけど、結局なんで怒られてるのかわからなかったからだったのだろうか。俺はそもそも自分の意思というものがわからない性格だった。物事を決められないというか。ギリギリまで結論を伸ばして、親に決めてもらうというのが恒例で。しかしこういうなんで怒られてるのかよく分からない(それは俺の特性もある)のが続くと、物事を自分で決めるコストが余計に高くなるよな。まあ親も人間だし、最初の子だし、無理やりピアノをやらされた経験とかから「子供の意思」を尊重しようとしてたのはわかるが、俺はなんでも先回りして考えようとして結果顔色を窺うようなとこがあったから、それはうまく回らなかったようだ。まあなんにせよ一応慶應に入れてもらって英語もある程度不自由しないようにはなって、その恩恵はめちゃくちゃあるからな。あまり文句を言いすぎるのもよくない。

ふと、自分が周りにどう見えてるかなんて全く分かりようもないよな と思った。

生姜社長のポスト見てると「だってこうじゃん、俺はこう思うんだからこうだ」って文体を自分がたまに取ってしまうことが恐ろしくなってくる。

そのココアが熱くなかったのをさいわいに思え!!

あと半年で30っていうのはそうでもないけどあと10年で40っていうのはけっこうヤバいな。

俺が急死したら俺のギターとか本とかって実家に雑に詰め込まれるんだろうなと思うとやりきれないな。うちの親にはそういう整理能力が皆無なので。

死ぬ予定はないけど、遺書書いとこうかな。

「ふつうの軽音部」実は読もうとしたのだが、「RADWIMPSのおしゃかしゃま!?しかもめちゃくちゃ上手い!」って台詞でもうダメになっちゃった。

農業新聞社の面接行ったら役員面接で留年について突っ込まれて汗汗と答えてたら「いやなんか言ってるけどさあ…笑🤓」って蔑んだ笑いを向けられたことを急に思い出したね。




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