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《DAY9》大きな一歩。~タンザニア女子ソフトボール代表練習~

アーリーワークに意外…と言っては選手に失礼な話なのだが、レジーナがやってきた。

実はちょっと掴みにくい選手だな?と思っていました。

こちらが話しかけてもいつも反応が薄いので、あれ?ちゃんと聞いてる?理解してる?と、無表情なので何をどう思っているのか全く分からなかったのです。(もちろん僕の英語が分かりにくいという要素もあると思いますが。

ところが、先週のピッチングの出来が以前より劇的に良くなったことを伝えたら、今まで見せたことのなかった笑顔を見せてくれたんです!

これは僕にとって大きな出来事でした。

彼女はいわゆる「褒められて伸びるタイプ

そうか、たくさん褒めれば良いのか!(多分違う。笑)

もちろん、そういうタイプなのかもしれませんが、前回までの練習の成果に、自分でも手ごたえを感じていたんだと思います。

こうすればもっと上達出来る!といったような「成長するコツ」みたいなものを掴んだんだと思います。

それはこの日のアーリーワークからも見て取れました。

本当に大きな一歩です!!!

そしてこの日は朝早くからレジーナしかいなかったので、通常の練習では取り入れていないメニューも含め、徹底的にブラッシングのトレーニングをやりました。

いつも1人で何人も見ていると、どうしても注意を分散させなければならないので、時間にして言えば1人当たりの指導時間は減ってしまいます。

良いか悪いかは置いておいて、マンツーマンで指導できるというのは貴重な時間になるわけです。

アーリーワークを ブラッシングに割いた成果か、この日はいつもよりボールが速く感じました。

そしてこの感覚を忘れて欲しくないと思い、通常練習では、前週同様フリーバッティングに登板させました。

この日は投げる際に課題を1つ。

それは「右打者のアウトローを狙う」こと。

右投手が右打者のアウトローへ投げ込むには、腰の捻りが必要になってくるので、今のうちにそこを意識して投げる癖をつけさせて、併せて身に付けさせようという狙いです。

そして前回に引き続きこの日も四球0。

ストライクゾーンにボールが集まるようになり、大まかなコントロールは格段に良くなりました!

投げるコースを限定したのも効果があったかもしれません。

一方で、チーム全体のバッティングや守備はまだまだ課題だらけ。

守備時の動きは良くなってきたものの、キャッチボールの部分が雑
カットプレーでラインは作れても、そこからのボール運びが上手くいきません

バッティングもなかなか内野の頭を越えていかない非力さ。

投手最優先などと言ってる場合ではないかもしれません…。


本澤

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