《DAY3》Restart。～タンザニア女子ソフトボール代表練習～

実は事情があり、代表チームの練習がストップしていました。

事情というのは資金面です。

こう言った話は、良くある話かと思います。

なので、驚いたというより、やはりこういう局面にはぶち当たるものなのだと再認識しました。

さて、ようやく再開した練習。
みんなちゃんと来てくれか不安でした。

いつものように早めに行ってアップしていると、早くも数名の選手たち！
とりあえずホッとしました。

そして練習開始！
アップのランニングは、タンザニアらしい陽気な掛け声からスタートしました！

キャッチボールでは、送球エラーを減らすためにタイガースと同様のドリルに加えもう少し簡単なものも追加しました。

その後、野手と投手に分かれたの練習。

野手には基礎的な守備ドリルとノック、投手陣はひたすらブラッシングからのフォーム作りです。

野手陣は、メニューはこちらで作成し、それをコーチ陣に伝え、後はお任せでした。

ケースバイケースですが、なかなか全てのメニューの意図を全体に説明してやるのは時間がかかってしまうため、コーチ陣に説明。
分からない事はスワヒリ語で伝えてもらうようにしています。(英語が分からない子も多いため)

そして何より時間が足りません！

その上、投手陣を急ピッチで仕上げなければならないのです。

タンザニアソフトボールはまだ産まれたての子鹿のようなレベルです。したがって失礼な言い方ですが、まだまともに投手が出来る選手がいないのです。

なので今は僕が付きっきりで投手陣の指導をしている状態です。

この日はブランク明けという事もあり、元の状態に戻っちゃってるかな？と思っていたのですが、12月に教えていただいた事を結構覚えていてくれたので、その点は彼女たちを甘くみていました(申し訳ない)

ただそれを出来るかどうかはまた別問題。

口で説明しても、実際に見せても、なかなかブラッシングは安定しません。こればかりは何度も何度も繰り返し、体で覚えてもらうしかありません。

ただその他の改善点は、やはり伝えればある程度修正出来るので、そこを毎回修正されないように、レベルを次週までに落とさないように伝えました。


練習は再開されたとは言え、走攻守、課題しかありません。
それを少ない練習時間の中で、どう片付けていくか。

この先もきっと上手くいかないことばかりかと思います。でも、こちらが投げやりになってはいけません。

ネガティヴになっている時間はない！

この練習が出来る時間と場所がある事に感謝して、次回からの練習も張り切ってやっていこうと思います。

本澤

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