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過敏性腸症候群の話  ~苦しんでいるのはあなただけじゃない~

*投稿を決めた目的
内容に入る前にこの記事を投稿する目的について話したいと思います。
端的に言うと、同じ症状もしくはそれ以上の症状で苦しむ人と分かち合い慰めあうためです。(コメントお待ちしております。)

過敏性腸症候群の要因は精神的なものがほとんどです。
しかし、周りには普通のお腹弱い人という印象にしか見られず、ただただ恥ずかしいのです。
だって、う○こ事情はそんなに知られたくないでしょう。特に異性になら。

私の経験で、同じような症状がある人と話したときにすごく安心して、その時の腹痛が和らぐことがあります。つまり、潜在的にある不安が払拭されたときにこの症状は和らぐ傾向にあるということです。
じゃあ、同じ症状の人が自分の苦しみを共有しあえば、多くの人が救われるのではないかと考えたわけです。

以下、私の実体験を記載していますのでご興味のある方はぜひ読んでください。


*本当につらかった実体験
<中学時代>
中学時代腹痛で悩んだのはテスト期間でした。
私の家庭は学業には厳しい家庭だったためテストの点数が悪いとめちゃくちゃ怒られました。私は塾に通っていたのですが、頭が悪くいつも点数がよくありませんでした。また怒られるかもしれないというプレッシャーからよくお腹を壊していました。

一番つらかったのがリスニングです。
なぜならリスニングの時に腹痛が起こればそこの点数が丸々なくなってしまうからです。(勘で当たる可能性はありますが)
リスニング以外はもし腹痛が起きてトイレに行ったとしても、巻き返しの可能性があります。

また、過敏性腸症候群の持ち主はこのような不安が腹痛を加速させることも症状の一つです。ひたすら負の連鎖なのです。

<高校時代>
高校時代で悩んだのは通学でした。もちろんテスト期間もですが。
通学には電車→電車→バスを使い1時間くらいかかっていましたが、
過敏性腸症候群の持ち主にとってトイレにすぐいけない環境は天敵です。
「途中で腹痛来ないか。大丈夫かな。」という不安が腹痛を起こさせる原因となります。

私は、体調が悪いときは3回ほど途中下車をしてトイレに駆け込むこともありました。
どこにトイレがあるかすべて把握していましたし、この駅で腹痛に襲われたらどこのトイレに行き、もし空いていなかったらどこに行く、というシミュレーションを毎日のようにしていました。

なぜ私はこんな悩みを抱えないといけないだろうと嘆いていました。

上記で述べてきたのは一部の例でほかにも苦労したことは幾度となくあり、社会人になってからも大事なときに腹痛がくる場面があります。

1つだけ大ピンチの時に乗り越えらえた方法があります。それは、
「おれなら大丈夫。おれなら大丈夫。おれなら大丈夫。」と
心の中で唱えることです
嘘のようですが、過敏性腸症候群の原因は不安定な精神です。
もはや自分で自分に自信をつけるしかないのです。

*私が考える「過敏性腸症候群」に対してのアプローチ
1. 自信過剰になる。
不安は自信の無さからくるものです。先述したお経を唱え、自分に自信を持たせる方法も一つだと考えています。「自分には余裕だ」と自信過剰になりましょう。
2. 自分に期待しすぎない。
1.とは真逆のようですし、少し悲しいかもしれません。ただ、期待はプレッシャーにつながります。プレッシャーが力になる人もいますが、過敏性腸症候群の持ち主は真逆に働きます。失敗してもよいという気持ちでいましょう。自信はあるけど別に失敗してもいいや、という心持です。
3. 悩んでいるのはあなただけじゃない
この記事で一番伝えたいことです。
私の経験は読んでいただいた通りで、悩んでいるのはあなただけじゃありません。
深く考えすぎる必要はないのです。傷をなめあい精神的な不安を取り除いていきましょう。

このように述べている私ですが、今でも時々苦しんでいます。
この記事は自分への言い聞かせとしても作用しています。
過敏性腸症候群は治ることがありません。うまく付き合うしかないのです。
人生が過敏性腸症候群よって辛いものとならないように、この記事がその手助けとなれば幸いです。

                            本番に弱い男

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