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わたしの「人生のテーマ」って何だろう?

とあるメールマガジンを読んでいたら、考えさせられる問いを投げかけられました。

- なにかを成し遂げるためには、続けることが大切
- 状況が変わっても続けるには「人生のテーマと向き合う」ことが効果的
- あなたの「人生のテーマ」は何ですか?

人生のテーマにふさわしいものとは?そのメルマガ曰く「自分が心からワクワクすることであったり、どうしても成し遂げたいことであったり、使命感を感じることであったり…」という性質のもの。目の前のお仕事に全力で臨む日々においては、あまり考えないことだなぁと感じ、ここで一つ考えてみたくなりました。

とはいえ、「人生のテーマ」って、なんだかあいまいとしていて、考えがまとまりません。そこでいくつかの軸を定めて考えることにしました。軸は次の3つです。

1. 由来軸
2. 童心軸
3. 投下時間軸

1. 由来軸

自分のルーツとなっているものから発想する方法です。

わたしの場合でいえば、教えるが該当します。たとえば、誰かがわかるようになる過程を共にできるとき、わたしはとても嬉しくなります。協力して敵を倒す感覚があり、とてもワクワクします。「あ、わかった」という瞬間、一緒に味わう達成感は最高!コレ、一人では決して味わえません。

実はわたしの母方の祖父が学校の先生でした。母が折に触れて「教え子たちが卒業後もよく遊びにきてくれてねぇ…」というエピソードは耳にタコができるくらい聞かされたものです。裕福ではないにも関わらず叔父たちだけでなく、当時としては珍しく女の子の母と叔母を大学進学できるよう支援したりと教育に熱心な家庭だったようです。一番上の叔父は教育学を教える先生になりました。

また、わたしの父は研究者でした。わたしは突き詰めて考えることが好きで、考える時間自体を至福と感じます。研究しているプロセスに豊かさや余裕を感じるからです。このあたりは、父の影響があると感じます。

自分の由来・ルーツから考えると、わたしの場合は「教育」と「研究」がワクワクする人生のテーマとして挙がりました。あなたは何ですか?

2. 童心軸

小さいころに憧れたものを考えます。わたしが小さいころにワクワクしたのが「西部劇」。そして「宇宙開発」。共通するのは開拓精神、いわゆるフロンティア・スピリットというやつです。
例えば、わたしが高校生の時に映画「アポロ13」を観たことで、大学や会社選びなどその後の進路が固まりました。自分のワクワクの原点です。仕事で「もっとよくならないか」と考えるときが一番幸せだったりします(たまにハマりすぎて、本来業務の期限に終われる羽目に…)。

他に、バスやタクシーの運転手さんにも興味を持っていました。いつもバスに乗ると運転手さんの後ろの席に陣取って運転の様子をのぞきこんでいました。いろんな機械を巧みにあやつる「オペレーション」が好きだったようです。巨大ロボットのコクピットに通じるロマンを感じていました。

自分の童心に返って考えると、わたしの場合は「新規開拓」や「オペレーション」。あなたの童心は何でしょう?

3. 投下時間軸

今度は現在時間を使っている割合の高いものを考えます。

わたしの場合は「読書」です。「何か変わりたい、変えたい、力を得たい、新しいことを知りたい」ーー自分の心を探ると、どうもそのような想いがあるようです。現在進行形なので、客観的につかみにくい部分はあります。ともあれ、P.F.ドラッカーが言うように記録を取ればある程度見えてくると思います(わたしはずぼらなので、まぁ読書でしょうと判断しました)。最近はあまり小説は読みません。プロが自分の仕事観を書いたような新しい分野の世界をのぞくものや、人間の心理・脳・体の不思議を教えてくれるものが多いです。

投下時間を考えると、わたしの場合は「新しい世界を見せてくれる読書」でした。あなたが時間を使っているものは何でしょうか?

まとめ

3つの軸として、由来軸・童心軸・投下時間軸をご紹介しました。これは時間軸を3つに区切ったものです。「由来」は自分の生まれる前からある流れ、「童心」は自分が生まれた後で原点となっている時期の記憶、「投下時間」は自分が続けてきたこと・続けていることです。自分のこれまでを振り返り、これからの航路を考えるためのガイドになると考えています。

感想

書きながら考えてみたのですが、文字に起こすことで新しい気づきがありました。いま一度並べてみると「教育」「研究」「新規開拓」「オペレーション」「新しい世界を見せてくれる読書」です。”新しいものを追求する”ことができると、わたしは幸せなようです。自分の性質を知っていると選択するときにブレと後悔が少なくてすみそう。

さて、あなたの「人生のテーマ」は何ですか?

Have a good day!!

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