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選挙活動って楽しかったんだ!~安曇野市議会議員選挙の事務局をさせてもらって~

「僕、選挙好きなんですよね」

こんな風に言う人を主に還暦間近の年代の人に時々見かけた。私は、「そんな馬鹿な」と思っていた。

でも、今回ますだ望三郎こと望さんの後援会事務所スタッフをさせてもらって、結果的に「楽しかった!」

まずは、楽しさを写真で伝えてみたい。

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どうでしょう?
楽しんでるのが伝わりましたか。

リーフレット配り


私が安曇野入りした時にはすでに、ママさんボランティアたちによって、朝活、昼活として組織されていた!

「お散歩気分で楽しい」とか、「朝の運動に良い」とか。
「知らなかった街を歩けてよかった」なんて声も。
今時リーフレットは業者に頼むのがほとんどだけど、敢えてチームの力で取り組む、という考え方も素敵だと思う。自分たちが政治に携わっている、という実感にもなる。

選挙当日の出発式

(通常は出陣式というらしいけど、出発式と呼んでいる。選挙は男性っぽいというか、戦争っぽいごつい言葉が多いとそういえばだれかが書いていた)

ギターあり、ウクレレあり。

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野外で、手縫いの旗がはためく中行われた。選挙事務所の掲示も手書きでかわいい。こういうのならとっつきやすい。

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(ちなみに、たすきも前回までは手描きだったのが、年相応にというアドバイスで今回から印刷に。ちょっと残念な気も)

応援演説

普通は、他地区の議員さんとか、同じ党のお偉いさんとかがするんだろうけど、私たち陣営は、みんなが応援演説した。

期間が始まる前に、出馬しているますだ望三郎さんこと、望さんから「瑛美ちゃんも演説する?なんか楽しくなるみたいだよ」と言われていた。「そんな馬鹿な」と2たび思ったけど、そんなはずがあった!

一度応援演説するたびに、もっといい言葉を探したい、と思った。
まあこれが楽しいかどうかは本当に人によると思うけど。実際まったくしゃべらないと決めている人もいっぱいいるしね。

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老若男女、10代から70代まで、男女とも応援した。

ちなみに選挙カーも、「乗りたい人~(ボランティアさん募集)」と募集した。こんな機会でもないとお金払っても乗れないよね。

開票を見守る会

ご時世柄もあり、応援してくれていた人たちに個別に呼び掛けていた。そこそこの人数が集まった。そこで、またしてもギターあり、選挙風景振り返り写真上映会あり、私たち事務局が新婚さんいらっしゃいに出たときの映像の上映がありと、出し物がいろいろ。

そんなさなかに開票を見守っているメンバーから連絡が入って状況をプロジェクターで映し出し、盛り上がりました。

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ちなみに割られているくす玉もお仲間のお手製で、アップで見るとなかなかにやばい!笑。顔どんだけ!

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オンライン

こちらもご時世柄強化しました。気軽に、楽しく、政治のことが理解できる。安曇野市政のことが理解できる。そんな時間になったように思います。内容も普通に興味深いので、ぜひ見てみて欲しいです。

▼新人候補者たちとのトークライブ!


▼奮闘する地方議員たちとのトークライブ!

他にもハタチの若者たちとのトークライブとか興味深いものがいろいろ上がってますのでぜひYouTubeのぞいてみてください。

チームでの運営

ますだ望三郎チームは本当にこまめに集まる。そしてくるまざで話し合います。

選挙カーを出すべきかどうか、とか、選挙ビラはどうするか、とか。望さん一人が判断して決めるのではなく、集まったメンバーから意見を募ったりメッセンジャーでやり取りして決まっていきます。

みんなが自分事として参加している。そして望さんも、自分一人のことと捉えていない気がしました。そうではなくて、仲間たちが集まって、たまたまその代表として一人送り込まれただけ。

よく話していたのが「先生、と呼ばれることがあるのだけど、その時は、必ず『先生と呼ばないでください』と伝える」ということ。議員とそれ以外の市民は上下関係ではなくてあくまで対等。先生と呼びたがる土壌が、権力を生み出していると考えているんだそうです。

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5陣営が集まっての街頭演説

これは前代未聞なんじゃないでしょうか?

同じ党でもない、普段だったらライバル同士と目されている人たちが一緒に集まって選挙そのものを盛り上げる。お互いに応援し合う。

実際この場面を見て、感動して涙が出そうだったという人が何人もいます。政治は足の引っ張り合いじゃなくて、仲間同士が心を通わせ合う話し合いの場、助け合い、応援し合う場なんだ、ということが、まさにここでは現実の景色となりました。

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今回の安曇野市議選では、定数22に対して28の立候補。うち30代40代が8人という若返りのチャンスでした。定数割れしているところが多い中、これは大注目に値しますよね。

実際、他地域も含めた地方議会では、バイト感覚とか頼まれて仕方なく、とか、持ち回りだからとか、名誉職だから、ということで仕事をする気もないまま議員をされてきた年配の方々も多いと聞きます。

議員さんへの相談窓口がそもそもわからないし、仮に相談を持ち掛けるところまでいっても、話を聞くことを断られたりもするとか。もしくは話を聞くだけで何もしないとか。だから政治と暮らしがつながっている実感が持てなかったんですね。

これからは、若くてやる気が合って、市民の相談をきちんときいて、しかもそれを議会に伝えてくれる人たちが、活躍して欲しいですね。

そして、選挙は楽しくていい。政治はまつりこと=祭りごと。選挙は祭りであっていい。そして議会が充実という意味で楽しくて仕方がない。そんな時代がもうすぐやってくると、願いを込めて、感じています。


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