見出し画像

会社員の頃、コーチングのおかげでやる気がすごく湧いたこと

丁度コーチングの話がでたので、私が過去、コーチングに助けられてきた話を書きたいと思います。

色んな事を相談されたときに、経験したことのないことはアドバイスできないのが悔しいなあと思っていたんですが、コーチングは経験したことが無くてもその人の中にある答えを引き出すのを助けるスキルだと知り、興味をひかれたのが、私がコーチングを学び始めたきっかけでした。

実際、良いコーチの方は、意見を押し付けることなくうまく私のやりたいこと、やる気を引き出してくれました。(逆に苦手なコーチの方とは、『これをやった方がいいと思う』と意見を押し付けられ、なんか違うからやりたくない、と言う私と口論になったこともありました。)

一方で学びのためという意味合いも兼ねて、人生を好転させるために会社員時代の多くの期間は自分自身にもコーチをつけていました。

その時の一番印象に残っている成果は、「会社に『効率改善』のための提案書を出せたこと」です。

でも私の元いた会社の人たちには、記憶にも残っていないと思います(そもそも知らない人の方が多い)

私の仕事は基本的には営業職でした。評価は営業数字を基に行われていました。

ところが私が営業それ以上にのめり込んだのが、「効率改善」でした。私も含め、多くの営業社員が毎日朝8時から夜10時、11時まで働いている現状を何とかしたいと思ったんです。

最初は私の出来る範囲でやっていました、例えば過去の提案書を整理して近い案件があったらすぐにひっぱれるようにするとか、必要な日程と曜日が入ったスケジュールをエクセルで自動計算で作成できるようにプログラムを組むとか、そういったことです。

それらを会社の休みである土日のどちらかを使って、自主的にやっていました。本を読んだり自費で効率改善セミナーに参加したりもしていました。

でもその内一人でやれることに限界を感じ始めました。会社に、「社として取り組むよう提案したい」と思うようになったのです。

一人だったら提案できなかったと思います。時間を使っていくたびに「こんなことをやっても意味あるのかなあ?」とか考えてしまったり、もっと緊急の事、例えば営業の仕事に関することを優先させてしまっていただろうからです。

でも、継続コーチングで月2回、毎回自分がやりたいという気持ちを確認し、次のコーチングまでにここまではやると約束し、そのおかげでやり遂げられました。次に何をすればいいか見失ったときには、いろんな質問を投げかけてもらうことで次の行動を見つけていきました。

あとは、コーチングにある程度のお金をかけていたので、成果を出さねば、という気持ちも後押ししてくれました。多いときで月2万、額面月給の10分の1を使っていました。

提案書に対しては、結局肝心なところでOKがもらえず、会社にとっての利益にはつながらなかったわけですが、私にとっては大きな一歩でした。

「第二領域」という言葉があります。

物事を緊急度と重要度で分けた時、緊急で重要なこと(第一領域)を真っ先に人はやりますが、その次に選びがちなのが、重要じゃないけど緊急なこと(第三領域)。そこに忙殺された結果、緊急でないけど重要なこと(これが第二領域)をずーっとずーっと後回しにしてしまったりします。

第二領域の中身は、例えば、生活をより豊かにすること、食べ物を丁寧に作って味わうこと、旅に出ること。やりたいことをやること(会社の評価につながらなくても)。自分が本当に望む生き方はなんだったのかに考えを巡らせること。などなど。

特に会社が忙しかったり残業が多かったりして疲れていると、本当にできなくなります。

それを、手助けしてくれたのが、コーチングでした。

会社の仕事や生活に忙殺された中で、自分のためだけに用意された月2回、30分という時間が、宝物のように思えたものでした。


-----------------------------

◎コーチングもやってます。興味がある方は、加藤瑛美宛または、ホニャラノイエHPのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

継続コース
・月2回 30分/10,000円 (月1回の場合、7,500円)
・基本はZoom等の通話アプリで行います。

単発コース 基本30分
・初回 5,000円
・2回目以降 1回 7,500円


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?