協力するのが当たり前のゲストハウス業界
今、居場所カレンダーづくりというのをやっています。
この話をあるところでしたときに言われたこと
「すごい画期的ですね!だいたいどこの業界も、普通は自分のところだけでやろうとします。私のいる○○業界(教育関係)も、協力してやっていけばいいと思うんですけど、どこもこだわり強くて『私のところが一番いい』と思っているから、なかなか一緒にやっていこうという風にならない。
みんな自分のところに囲い込もうとするから。でもこの居場所カレンダーは初めから囲い込もうとか考えてないから素晴らしい!」
とべた褒めいただいて、私自身は逆に「そうなんだー」と思ったんですが。
よくよく考えたらゲストハウス業界(特に昔ながらの交流を重んじるところとか)は、これが当たり前なんですよね。
宿のチラシを相互に置きあったりするのも当たり前だし。「こっちの宿もいいですよ」と紹介しあったり。
私は12年前に始めてゲストハウスで働き始めたんですけど、「チラシをいろんなゲストハウスに送る仕事」というのをやって衝撃を受けたことを覚えています。
(それまでは同業他社は足の引っ張り合いが当たり前の世界にいたので)
最近の営利目的で大企業が参入してるようなところはどうなのか知らんけど、別に囲い込んで人数集めて大きくしたいとも思ってないし、お互いそこそこやっていけたらいいんじゃないか、と多分ゲストハウスさんそれぞれが思ってますよね。
ゲストハウス業界は助け合い文化の最先端かもしれない、と再認識した日でした。
それでは、ホニャラ~
▼ゲストハウスの文化的な面白さについて、私が3か所で働いてまとめた本もありますよ~ぜひ。(宣伝です笑)