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『広辞苑 第六版 机上版』を使う

こんにちは、本使いです!

今回使うのは『広辞苑 第六版 机上版』です。



1 読んだら役に立つと思われる人

・語彙力を増やしたい人

・たくさんの日本語に触れたい人

・日本語が持つ特徴に触れたい人


2 この本の個人的に良かったところ3点

①たくさんの日本語に触れられたこと

②接頭語のありなしによる自分の中の価値観を感じたこと

③まだまだ知らない日本語がたくさんあることを知れたこと


3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは

日本語の単語について調べる必要が出てきて、

辞典を探していたらずいぶん昔にかった広辞苑があったので使ってみました。


4 本を使っての変化

この本を使って、

変化した大きな3つのことがあります。


まず1つ目は、

頭につける「お(御)」に触れたことによって

自分が何を大切にしているかを感じたことです。


例えば、お店やお寺

おがなくても、店、寺として意味としては

それだけでもちろん通じます。


しかし、おをつけることによって、

尊敬というとおおげさですが大切にしている感じが

出るのはなんとも不思議な感じでした。


神社をお神社とは言いませんが、

さいせんをおさいせんというのがしっくりくるので

神社も大切なものに分類されているようです。


ふと「お」ではじまるおが御〇〇であったら、

〇〇だけで言ってみて違和感があるのかないのか確認するのは、

その言葉を大切と思っているのかの自分の価値基準の指標になると思いました。


2つ目は、

カタカナ表記での日本語以外の言葉を取り入れる機能が

日本語に備わっていることを感じました。


日本に無い文化をカタカナ表記で日本に無かったものであると示しながら

日本語として受け入れるのは多様性が言われる現在において、

日本語がもともと多様性を持っていることを改めて感じました。


最後の3つ目は、

広辞苑には載っているが自分にはピンとこない言葉がたくさんあるということです。

それが時代遅れになって世間的に通じないのか?

ある特定の世界のみで通じるのか?(例えば、落語などの古典芸能で生き残っている)

単に自分が触れていないだけで割と広く使っているのか?

など自分自身がその言葉がわからないのはなぜなのか?

を考えてみるようになったことです。


この言葉はどこまで通じるものなのか?

相手に通じるものなのか?

相手により良く伝わるものなのか?

言葉は伝えるものと改めて考えるようになりました。


5 おわりに

いかがでしたでしょうか?

気になった方は『広辞苑 第六版 机上版』を使ってみてはいかがでしょうか?

(2024/6/14現在で広辞苑の最新は第七版です。)


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