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完全にあっち側の顔してた。

それからの、摩訶不思議動物マンションで初対面の美魔女達との宴会や、家族になるであろう猫達の出会い、餌やりなど、また機会があれば記録したいと思っている。
(ハイカロリーな内容なのでいずれ。)

猫社会の勉強が大体済んだ6ヶ月、避妊去勢が終わり落ち着いたら我が家へという事になった。
おばあちゃん猫と子3人、話を聞くと初めての猫は出来たら2人一緒がいい、とのこと。
メスの姉妹とオス、おばあちゃん。
おかあさん猫は自由人で一緒には居ないらしい。
どの子にするか、考えておいてーと、
保護主さんは、でっかいにゃんとも清潔トイレを持たせて家まで送ってくださった。

それからというもの、まるで全部が夢だったんじゃあないかというくらい目まぐるしく毎日が過ぎた。

引っ越しをし、まだ見ぬ家族の為にハウスやブラシ、ご飯などたらふく買い溜めた。
周りはドン引きしていたが、もう空想の猫ではないから胸を張って爆買いした

捕獲作戦はすぐに始まり
最後の1匹がやっとこさ捕まり、手術をした連絡がきた。幼い頃からご飯をもらいに来ていたお家にも現れず、1人で逃げ回っていたことを想像すると、
未だに胃酸が食道を焼く。
送っていただいた写真は、ぎゅっと身を寄せ合って鬼の形相でカメラを睨んでいる毛の塊。
不思議な模様の三毛猫と白猫の姉妹
龍が如くに出られそうな鋭い目線と、しっかりと組み合った小さな御手手、

このふたりと、かぞくになりたい。

そう伝えた。
クリスマスの夜、改めて面会をさせてもらい、
2人に名前を送った。


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