今週の日記 5/26〜6/1
5/26 TOJに行ってきた
今日はTOJの東京ステージに観戦に行く。
最終ステージ。
五月の朝のしののめ
汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
うら若草のもえいづる心まかせに。
という萩原朔太郎のやつをやりたいと思って。
しののめの時間まだ寝てたけど。
品川までは特急一本で行ける。
途中、斜め前の席に制服を着た高校生の男女が乗り込んできた。
どうやら2人は交際しているらしく、男子の方が女子になにかプレゼントをあげたようだった。
「ありがとう!今世紀最大うれしい!!!」
という声が聞こえてきた。
よかったね!
高校生って前世紀生きてないな〜と思う。
(別に今世紀しか生きていなくても、今世紀最大うれしいと言ってもおかしくはない。)
そして自分が今世紀最大にうれしかったことってなんだろうなと考える。
考え続けても答えが出ない。ちなみに前世紀最大にうれしかったことも思いつかない。
今世紀最大うれしいことがあった女子高生と、彼女を今世紀最大に喜ばせることができた男子高校生と、今世紀最大にうれしかったことがなんなのか全然わからない中年を乗せた特急電車は品川へと急ぐ。
なんで、がら空きなのにこんな席を予約してしまったんだ。
品川に着いたら大井埠頭までのシャトルバスに乗る。
バスには1人、明らかに大井競馬場に行くっぽい乗っていた。
(日本ダービーの帽子を被り、日本ダービーのパンフレットを持っていた。)
今日は日本ダービーなのか。
あの人はシャトルバス降り場から競馬場まで歩いて行ったんだろうか。
大井埠頭に着く。予想以上に暑い。
表彰式会場ではチームプレゼンが行われていたが、暑すぎて会場を退散。
ファミリーマートみたいなファミリーマートじゃないコンビニで中に着ていた服を脱ぐ。
バッグがパンパンになった。
モバイルバッテリーを忘れたので電池の充電器を買う。
以前にシクロクロスを観に行ったとき、モバイルバッテリーと日傘を忘れた。
次こそは忘れないぞ!と心に誓ったにも関わらず今回も2つとも忘れた。
何も学習していない。
でもコンビニが空いていて助かった。
逆に言えば、コンビニが空いているくらい観客が少ない。
毎回こんなものなんだろうか。
存続が心配になってTOJのグッズを買ってしまった。
会場に向かうとチームプレゼンは終わっていた。
選手達はスタート地点に。いつもそんな人生。
ぎりぎりスタートは観ることができた。
人が少ないとは書いたが、スタートゴール地点には人垣ができている。
少し離れたところで観戦することにした。
ちょうど日陰で涼しい風が通るところがあった。
風に助けられてほっとする。ずっと5月がいい。
レースの展開は正直よく理解できてなかった。
序盤、シマノががんばっていたことはわかった。
現地で観戦しながらレース状況を理解できる人って頭がいいんだろうな。
ただ、現地に来るとなぜか日本のチームに勝ってほしいという気持ちが湧いてきた。
理由はよくわからない。
もちろん外国のチームにに勝ってほしくないとか、そういうことはないんだけれども。
終盤の京都産業大学の森田選手の1人アタックはあつかった!ぐっときてしまった。
勝ったのはマルチェッリ。
フィニッシュラインの横で人垣の後ろから見たけれど、誰が勝ったか全然わからなかった。
わからないものなんだなぁということがわかった。
PCSを見るとマルチェッリも色んなチームを放浪しているな〜と思う。
第2ステージでマックウォーカーを差して勝ったスプリントが、鮮やかだったことを思い出した。
総合優勝はカルボーニ
JCLチームUKYO大成功のTOJだった。
2位クドゥス
3位ダイボール
だった。
ポイント賞は寺田選手。
マルチェッリが抑えてのジャージ獲得。
山岳賞は中井選手。
いつも最後の10kmくらいしか観てなかったけど、シマノはチームでずっと力を尽くしていたんだな〜。
小俣さんの本にサインをもらい、サコッシュも買った。うれしい。
今世紀最大とまでは言わないけど、これくらいうれしくて楽しいことが年に何回かあれば生きていける気がした。
暑さに耐えられず、表彰式は見ずに家に帰った。
ジロの前に旅するツールドフランスのトークイベント配信を見た。
辻さんが「1日の終わりにポッドキャストで話をすることで、疲れるかと思いきやそんなことはなく、逆にリフレッシュできるんですよね」
と話していたのが印象に残った。
ジロを少しだけ観て、寝た。
そして、朝方に寝ぼけた。
飲まなければいけない薬をずっと飲んでいない!!という夢をみた。
よくみる夢。
とにかく一刻も早く薬を飲まなければ、と思いこんでベッドを降りる。
しかし体はまだ寝ているのか、足元がおぼつかない。かなり激しく尻もちをついた。
痛い。痛すぎて立てない。
選手が落車後すぐに立てない気持ちがよくわかる。
這いつくばりながらベッドに戻る。
そういえば薬はもう飲んだんだった。
眠気が勝ってもう何も考えられず、辿り着いた体勢のまま、朝まで眠る。
5/27 ななめ
朝、恐る恐る立ってみるとちゃんと歩くことができた。ほっとした。
お尻は痛い。左のお尻が痛いため、1日中右斜め75°傾いている人として過ごした。
夜はジロの最終ステージを観た。
勝ったのはメルリール。
メルリールはアシストのお膳立てがあまりいらないところもすごい。
一方ミランは残り10kmあたりでチェーンが切れた!
懸命に戻り、アシストもどうにか引き上げてスプリント直前にプロトンの先頭まで戻ってきた。
そしていつもの力強い縦ノリスプリント。
結果は2位だったが、あの走りには胸打たれた。
あれがなければ勝っていたかもしれない。
スプリントステージはミラン3、メルリール3、コーイ1とほぼミランとメルリールで勝利を分け合う形になった。
総合優勝はポガチャル。とにかく強かった。
私はここまで圧倒的な差がついたGTを今まで見たことがなかった。
でもポガチャルのおかげでずっと面白かった。
もちろん昨年は手の骨折というハンデもあったが、ポガチャルは昨年よりずっと強くなっているんだろうか?
それを確認するには万全なヴィンゲゴー&万全なヴィスマチームと戦うところを見なければわからない。
しかし今年のヴィンゲゴーもケガをした。
ツール前に治っていたとしても、トレーニングは昨年に比べて足りていないはずだ…。
VSポガチャルも観たいが、身体のために無理はしないでほしいとも思う。
ポガチャルは(出場があれば)ヴィンゲゴー、ログリッチやレムコ相手にもこの走り方で戦うんだろうか。その場合、それは通用するんだろうか。
総合2位はダニエル・マルティネス、イネオスの頃、ベルナルをアシストしながら後ろを向いて鼓舞していた姿が目に焼きついている。
リポヴィッツを欠いた中でこの結果、本当に強かった。
3位はゲラント・トーマス、今年もかっこよかった。こんな38歳いないと思う。
ずっと強い。ダニエル・マルティネスには及ばなかったが人類2位は誇るべき記録だ。
ジロが終わった。毎年ジロが終わった後は少し寂しい気がしてしまうが、今年はポガチャルが強すぎていつものような寂しさがない。
5/28 ゼリー
尻もちをついた尻が痛い。
朝、ゼリーの水分を切ろうとシンクでカップを斜めにしたら、
ゼリーが落ちてスーーーとゴミ受けに流れていってしまった。
かわいそうなことをした。
その場で2、3秒一時停止した後、成仏してもらうことにした。
5/29 風が吹いたら遅刻して雨が降ったらおやすみで
雨の日は、なんでこんな日に仕事に行かなければいけないのか?
ハメハメハ大王の歌の歌詞を労働法に適用すべきでは?と思い
晴れたら晴れたでこんな天気のいい日になんで室内で仕事をしなければならんのか!!?散歩に行きたいなと思う。
5/30 まともなTシャツがない
夏なので(夏なのか?)タンスからTシャツを引っ張り出した。
まともなTシャツがない。
家やその辺のスーパーに着ていっている漫画のTシャツには、バックプリントに「3日間寝ないでパートナーを探しましょう!!」と英語で書いてある。
狂った婚活パーティーに参加した上に記念にTシャツを買ってきた人みたいになっている。
5/31 ジロで寝てなかった分を取り返そうと
ただひたすらに眠い。勉強をしていない。
また朝型に戻そうか迷う。
朝型はアラームの音に振り回されることなく起きられるところがいい。
ただ、起きられない場合、単にものすごく寝てしまって何もしたいことができない人になる。
お尻が痛いのが治ってきた。
6/1 P704i
ふと思いついて、昔のガラケーに電源を入れてみた。
15年くらい前の。
送信メールは見た瞬間、削除……削除!!!
となった。
受信メールはもったいないから取っておく。
昔のケータイって画素が粗い。
餅の写真があった。
なんかこんなサングラスをかけてはしゃいでる写真もあった。怖かった。
昔も今も不美人ではあるけれど、若いということは、それだけで輝きがあるものなんだなと思ったりした。容姿の問題ではなく。
最近、朝型にしてみている。
朝眠いのにアラームで起こされることがないのがいい。
ただやっぱり寝すぎる。
結局あんまり勉強できてない。
レースがないとどうでもいい日記が書ける。
今日は朝からシラスでご飯を二杯食べた。
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