今週の日記 4/21~4/27

4/21  イメトレ

友達とファミレスへ。
何日も前からネットでメニューを調べてイメトレを重ねていた。
これしかない!!と心に決めたメニューがあった。
でも直前で気が変わって全然違うものを頼んだ。
イメトレの意味なかった。
ゴールデンウィークの予定を立てたりして楽しかった。


リエージュ


夜はリエージュ・バストーニュ・リエージュ。
最後の春のモニュメント。

まずは男子。
勝ったのはポガチャル~。
観ている人間のほぼ全員が予想していたであろう展開を、なぞるように優勝。

99km地点で大規模な落車が起き、マチューやピドコックを含む有力選手が多数取り残された。
イスラエルを中心に前方の集団はスピードを上げ、後ろと1分ほどの差がついた。
ピドコックとファンセヴェナントの2人は足を使って集団まで戻ったが、
マチューを含む他の追走は(ペナルティを受けるほどではないにしろ)
多少、チームカーのドラフティングなども使いつつメイン集団に復帰したようだった。
そのことにピドコックは不満を漏らしていたが、気持ちはわからなくもない。
レースはいつもタイミングと運と思惑の中にある。

落車が起きたとき、マチューはグローブとレッグウォーマーをチームカーに戻すために後ろに下がっていたらしい。
しかし、混乱の中でもマチューは終始冷静で、ずっと落ち着いていた。

残り35kmほどのところでポガチャルが飛び出し、独走勝利が決まった。
天を指さし、義母に勝利を捧げた。
追走の中からはバルデが抜け出して単独で2位に入った。
後ろの集団はスプリントになり、マチューが制して3位となった。
落車の影響で遅れたときは、まさか3位に入るとは思わなかった。
集団に戻るのに脚も使っていたはずなのに。
少しだけ2019年のアムステルゴールドレースを思い出した。ゴール前の闘志に。
バルデの2位もうれしかった。涙が美しかった。
DSMはバルデに合っていると思う。
シーズン前には引退を示唆するような発言もあったが、まだ現役でいてほしい。


長距離独走者の孤独?

結果的に、春のモニュメント4つのうち3つが独走勝利となった。
(ロンド、パリ~ルーべ、リエージュ)
独走の時代なんだろうか。

マチューは今期3勝し、出場したレースでは43%の確率で勝っている。(3/7)
全て独走勝利で、独走距離を合計すると148.1kmになる。
2位につけたタイム差の合計は5:33秒だ。
マチューは独走距離が長いだけでなく、(今期)勝ったすべてのレースで平均速度が過去最高を記録している。
すげ。

また、ポガチャルは今期6勝し、勝率は驚異の60%だ。(6/10)
ステージレースのスプリントステージも含めた結果である。
独走距離の合計は158.5kmで、2位につけたタイム差は合計7:31秒となった。
ポガチャルがすごいのは山でも独走し、クラシックでも同じことをするところ。なんでも勝ちたい君。

合計することに何か意味があるのか?と聞かれれば、特に意味はないとしか言えない。
なんとなく足してみたかった。

独走してるとき、選手はどんなことを考えてるんだろうな。さみしくないのかな(そんなわけない)。

資料は全てみんな大好きPCS。
間違っていたらすいません。
モニュメントだけは、録画していた映像で独走開始距離を確認した。
PCSとだいたい同じではあった。


ちなみに、ヴィンゲゴーもグランカミーニョやティレーノで同じように独走勝利を重ねていた。


強い選手達

昨今いわれていることに「超人たちの一強レースは見ていてつまらない」というものがある。
私はわりと楽しく観られるほうだけども。
牽制だらけの消化不良なレースが減ったのもいいことだと思ってる。
けれども、たしかにつまらないと言う人達の気持ちもわかる。
誰が勝つのかわからないハラハラドキドキ感はない。
もちろん選手達はファンを面白がらせるために走っているわけではないので面白くある必要はないともいえる。
実際、どうなんだろう。
特定の選手が強すぎるという理由でレースを観る人が減ったり、ロードレース人気が下がったりすることはあるんだろうか。
TDFのSKY黄金時代にも同じようなことは言われていた気がするけど…。

なんにしても、数少ない超人たちの半分以上が、落車による怪我で療養中という現状には胸が痛む。回復を祈るしかない…。
また超人たちの頂上決戦を見たい。
来年のリエージュでは万全なポガチャルと万全なレムコの対決が見たいし、
クラシックではワウトとマチューの対決が見たいし、TDFではヴィンゲゴーとポガチャルが見たい。
そしてたまには人間が超人に勝ってしまうレースも見たい。


1980年のリエージュ


リエージュのポガチャルのリザルトを調べていて(あとツイッターでロードレースの統計を出しているポストを見て)

1980年のリエージュでベルナール・イノーが2位に9分差をつけているレースが気になった。
調べてみると大雪のレースだった。
そういえば解説で栗村さんがさらっとその話をしていた。
フランス語でNeigeは雪だという話。
リエージュをもじってNeige-Bastogne-Neigeといわれたレース。
気温は氷点下、完走できたのはたったの21人だったらしい。
道行く車に乗せていってくれと頼む選手もいたほどだという。
当時のグローブはニット素材しかなく、イノーさんの指は凍傷になった。
今でも指2本に後遺症がある。
冬に4、5度を下回る日には手袋をしなければならないらしい。




女子リエージュ

女子、面白かった!!
一強も面白いと書いたあとに思いきり手のひらを返しているが、
誰が勝つかわからないレースは面白い。
女子のSDWorx王朝時代はもっと長く続くと思っていた。
予想より面白くなるのが早い。
157kmの厳しいレース。
グレースブラウンは早い段階で逃げグループに入っていた。
残り6.8km、カーブで曲がりきれずコースアウトして前方集団から一時遅れた。
キャニオンスラムはシャベイ、ニエウィアドマを前に乗せ、後続集団にはブラッドバリー、ボウファイントを乗せてチーム力の強さを見せた。
ニエウィアドマが飛び出してフレーシュワロンヌに続いての勝利か、と思われたがロンゴボルギーニがきっちり追いかけた。強い~!
最後はスプリントになり、なんと、グレース・ブラウンが勝利した。
逃げからの、コースアウトからの、勝利!あつい~。
2位はロンゴボルギーニ、3位はフォレリングだった。
たしかにSDWorxに有利な状況ではなかったが、昨年のフォレリングならこの状況でも勝ちきっていたような気がする。
毎回表彰台には乗っているのにな。
カゾーが積極的でよかった。


やっぱり移籍の件では消耗していそうだ。
ブエルタでは応援しております!


4/22~4/26 眠い一週間


1日中眠くて眠くてどうしようもない。
本当にねむい。

どうでもいいけど今乗っているクロスバイクの、ママチャリにはないこの部分に、いつか足をひっかけて転ぶ気がする。

この部分

この部分


4/24  

引き続き、とんでもなく眠い。
10時間くらい寝てしまう。


4/25

相変わらずずっと眠い。
それだけじゃなく、本を読んでもぜんぜん頭に入ってこない。
よくない。

SNSで見たうれしいニュースを、山にかかる藤の花を、長くなった夕方を、拠り所にして今日を生きた。


4/26

眠い

宇多田ヒカルちゃんはどんなSFが好きなんだろうという100%ミーハーな気持ちからSFマガジンを買ってみた。


4/27 熊が火を発見する

眠いには眠いけど、だんだんと大丈夫になってきた。

宇多田ヒカル、8歳のころにはもうサリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいたとか。
天才すぎる。
私はそのころ、きんぎょ注意報!を読んでいました。
小川哲さんの本今度読んでみる。

SFマガジンに掲載されていたテリー・ビッスン『熊が火を発見する』がとてもよかった。

あるとき、熊たちは冬眠をやめ、火を手に入れて、たき火をして生きるようになった。

パンクしたタイヤを交換をしながらふりむくと、松明を持った熊が立っていた、という場面が良すぎる。
なんとなく読んで、よくわからなかったけど
いやされた。また本が読める気がしてきた。

今日は仕事、おだやかでいい日だった。
おだやかとはいえ、仕事なのでつかれた。
お肉屋さんに寄って、
お肉屋さんに来たついでに仕事もしたということにしよう、と思った。
無理がある。
コロッケとから揚げを買って帰った。

ロマンディはカラパスがステージ優勝。
2位のリポヴィッツも強かった。
the Inner ring さんがRPしていたこの記事がよかった

バイアスロンの選手だったんだ。
スキーで走ってきて鉄砲撃つやつだよね。
雑すぎる説明。
オリンピックでしか観ないけど、面白いから楽しみにしてる競技。
お兄さんも警察官でバイアスロンの選手だとか。
BORAって色んな競技出身の選手がいて面白い。





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