今週の日記 5/5〜5/11

5/5 ポガチャルすぎるポガチャルとわくわくSDワークス

スーパーに行ったり、図書館に行ったり、昼寝したりして過ごした。

ブエルタフェメニーナ最終ステージ。
勝ったのはフォレリングだった。
2位のムジックに29秒をつける圧巻の勝利だった。
昨年のツールでの強さを思い出した。
フォレリングの清々しい顔が印象的だった。
アルデンヌクラシックでの優勝はなかったが、ブエルタで王者の実力を示した。
フォレリングが登坂に力を入れてきたのか、山岳では個の力が顕在化したということなのか。

3位はマルクス。マルクスは総合でロンゴボルギーニを逆転し、総合2位になった。
ロンゴボルギーニは3位に。
逆転するとは思っていなかったので驚いた。
しかし、よく考えてみればロンゴボルギーニはクラシックからずっと好調を保っていた。
エースのレアリーニ、ファンダイクを欠いたなかで総合3位は立派!

ツイッターで(一生ツイッターと言い続ける)フォローしている方がマルクスは身長182cmがあると書かれていて、182cmでここまで登れるのか!とい驚いた。
前日のスプリントでは160cmのフィシャーブラックが6位に入っていたのも面白い。

ウィンスペースのペルキトコという選手が山で先頭集団に残っていた。名前を覚えておきたい。
フェニックスのローイヤッカースとカステレインのオランダ人コンビ、
キャニオンスラムのボウアンファイントとニーダーマイヤーのドイツ人コンビの活躍が光っていた。

女子レース面白い!!!
ベルギーでのロンド女子の視聴率は男子と15%しか変わらなかったという記事があった。
(男子はワウトの欠場で視聴率が下がったというが…観客は多かったような。そのあたりよくわからない。)


日本ではなんとなく男子のおまけ感があった女子レースだが、最近では男子レースと比べても遜色がない、どころか女子レースの方が面白いことも多い。
Jsportsの日本語実況に小俣さん、解説に萩原さんが入ったことも大きい。
放送の質が格段に上がったと思う。
「男子(レース)では…」という話だらけじゃなくなっただけでも進歩だ。
全然おまけじゃない。
日本でも視聴率が上がるといいな。

一方、SDワークスのファンデルブレッヘン監督は選手達とスペインの
The Trakaというグラベルレースに出場。
優勝したシュライバーに次いで2位に入った。
3位はF.マルクス、7位ウネケンだった。
ウィーベスはDNF
選手より速いんかい。
能力が落ちたことが理由で選手をやめたわけではないし、まだ34歳。
ロードも走ったらまだまだステージ優勝とかしそうな監督。


ジロ第2ステージ

ポガチャルがパンクによって落車した。
幸い大きな怪我は無さそうだったがヒヤリとした。
しかしポガチャルは今日もポガチャルだった。
結局、ポガチャルのポガチャルなアタックについていける選手はいなかった。
ポガチャルがゲシュタルト崩壊しそう。
一時遅れかけたダニエル・マルティネスが、リポヴィッツの懸命な引きもあり2位に、3位にゲラント・トーマスが入った。
ポガチャルはプレッシャーや落車での焦りも多少はあったかと思うが
今日も勝ててうれしそうだった。

ポガチャルが強すぎてレースがつまらないという声もあるが、
私はポガチャルがいつでも全開でポガチャルなのが面白いと思っている。
こういう選手は他にいないから見ていて楽しい。
だいたいのレースを面白いと思える人間でラッキーなのかもしれない。


5/6 顔ぼこぼこ

友達と大きい公園を散歩してきた。
当初はピクニックの予定だったが、大風が吹いていたので公園での飲食は諦めて中華料理店に行った。歳を取ると切り替えが早くなる。
食べ終わって30分ほど経ったころ、顔がボコボコに腫れてきた。
中華料理にアレルギー物質が入っていたのに気づかず食べてしまったらしい。ばかすぎる。
顔ボコボコのまま公園に着いて散歩した。
たのしかった。6000歩くらい歩いた。
歩きながら、明日仕事だね、行きたくないね、という話を1000000回ぐらいした。
帰るころにはボコボコも治っていた。
運動したせいで眠くなってしまい、ぐらぐらしながら家に帰って昼寝をした。


ジロ第3ステージ
今日はスプリントステージ。集団ものんびりムードだ。
最後までこんな感じで行くんだろうなと思っていた。
だが、そうではなかった。途中で分断が起きた。
集団は元には戻ったが、この時点でどこか普通のスプリントステージにはならなそうな雰囲気が漂っていた。

残り3km、1人飛び出したホノレをポガチャルが追いかけた。
なんで〜。
マリアローザが追いかける必要があるアタックではない。
さらにゲラント・トーマスもポガチャルを追って飛び出した。面白すぎる。Gの「こいつ…ほんま…!」という心の声が聞こえてきそうだった。
なぜ関西弁なのか。
ポガチャルが先頭を走り、Gと2人フラムルージュを超えたが、
結局は必死に追ってきたスプリンターチームに吸収された。
勝ったのはメルリール。いつも最初のスプリントステージで勝ってるな〜。
ミランも惜しかった。
ホノレはポガチャルを評して、自転車が楽しくて仕方がない子どものようだと語った。
本当にそうなんだろう。
子供のような好奇心でいけるところまで行ってほしい。

https://x.com/geraintthomas86/status/1787518796116165115?s=46&t=-e6MjBU4HibI1GbtdyWuZQ


5/7 連休明けだるだる

連休明け。もちろんぐだぐだのだるだるだ。
会社の人も受注と発注をずっと間違えて話していたし、
取引先の人も「品物は持ってきたんですが納品書を忘れました!」と
朗らかに言いながら帰っていった。

連休前に今日のための準備をしておいたので
今日がだるだるでもなんとかなった。
たいていは連休前の自分よ、ふざけるなという事態になるのに。
今度自分に焼き鳥でもおごってやろう。

先週くらいに日記に書いた、SFマガジンの宇多田ヒカルと小川哲の対談が全文公開されていた。


連休中、本当に1秒も勉強をしなかった。
そのせいで問題を見ても何もわからなくなった。
どんな脳みそしてるんだ。

残り30kmからジロを見る。
ミラノサンレモのようで美しかった。
疲れが5%くらい癒された。
残り4km付近でガンナがアタックをかけた。
しかし残り700m付近で惜しくも集団に吸収。
勝ったのはジョナサン・ミラン。
力強いスプリントだった!1940w出ていたらしい。
電子レンジ壊れるね。
コンソンニのリードアウトも素晴らしかった。
バウハウスらが今日のコースは危険だったと批判していた。
ポガチャルはインタビューで、
位置取りが悪くてガンナについていけなかった、と語っていた。
良かったらついていくつもりだったんかい。

(Fabio Baldato)DSが、ポガチャルは保守的になるべきだが、
彼にそれを言うのは難しい。と言っていた。


次の日に表彰式を見た。
ポガチャルのプロセッコファイト、堂に入りすぎて節分に芸能人が行う豆まきの趣があった。

5/8 シャンプーねぇリンスもねぇ

自宅の洗面所で手を洗おうとしたらハンドソープがない。
洗顔フォームでいいかとポンプを押したらそれもない。
そういえばシャンプーもないしトリートメントもなかった。
全部ないじゃん。
おら東京さいくだの歌詞くらい何もない。
東京さいくだといえばTOJどうしよう。
話の展開無理矢理すぎる。

寝てた。寝て起きてジロを観て落車を見てしまい心が折れてまた寝た。
起きたら逃げが勝っていた。
やったね!!
勝ったのはバンジャマン・トマ
脚を残していたピエトロボンがアタックした。いけるか、と思ったところをヴァルグレンが追いかけ、トマがスプリント勝負を制した。
逃げ勝ちってロマン。カタルシス。
プロトンがやってしまったってことでもあるけど。
トマといえばドーフィネでもツールでも(↓ツイッターでフォローしている方に教えてもらった動画)直前で吸収されるのを見ていたので勝つところが見られてうれしかった。



5/9 ペンギンズ観たことないけど

朝寒くて昼間暑かった。
少し勉強、少し夕寝、今日も残り30kmから。
今日はストラーデビアンケのようなコース。
「白い道」といわれる未舗装区間もある〜。
アラフィリップが逃げている!
ルーク・プラップとペラヨ・サンチェスとの3人逃げだ。
集団は追いつかず、集団からピッコロが飛び出したものの、
勝負は逃げの3人に絞られた。
勝ったのはなんとペラヨ・サンチェス!
プラップとアラフィリップ相手に競り勝つとは、大金星といってもいいのでは。
アラフィリップ、勝てなかったな…。
3年前なら間違いなく勝っていたと思う。

初のプロセッコシャワー、昨日のポガチャルと違って初々しかった。
でもポガチャルはポガチャルで花束を落としていた。人間らしい一面。

スペイン人の勝利は2019年のビルバオのステージ優勝以来、5年ぶりのことらしい。

モビスターに今期加入したPelayo、Como、Barrenetxea 、Romo の
4人はマダガスカルのペンギンのアニメ、ペンギンズにたとえてチーム内でペンギンズと呼ばれているらしい。なぜ。
ジュニア時代から芽を出してすぐに活躍することが多い昨今の自転車レース界(たとえばスペイン人ではアユソ等)において、その4人はやや遅咲きである選手達だという。
栗村さんも、着実に階段を上ってきた選手と言っていた。
若いころから注目されていた選手ではないけれど、チャンスを活かして元世界チャンピオンにも勝つことができた。
イタリアの空に一羽のペンギンが羽ばたいた。
いい感じの〆になるかと思ったけど微妙だ。
ペンギンて空飛ばないからか。


5/10 ホットシートがコールドシートに

水で薄めて使っていた、シャンプー、トリートメント、ハンドソープの補充をした。
……洗顔フォーム買うの忘れた!!

Stage 7  (ITT)»Foligno›Perugia
(40.6km)
今日はITT。

TT40Kmもあるんだ。初めて知った。
最後の残り6kmほどに登りの箇所がある。
TTスペシャリストのガンナが2位に1分30秒をつける驚異のスピードでゴールした。
後から走る選手の誰も、ガンナの記録を更新できない。
ガンナかな、ガンナだね。という雰囲気が漂う中、ポガチャルが最後の登りで1分差を詰めて、ステージ優勝を果たした。
ガンナの記録を17秒更新した。
何が起きたかよくわからないくらいポガチャルは強かった。
ホットシートのガンナとなぜか隣にいたプラップも真顔になった。
ポガチャルは今日も強かった。
長崎は今日も雨だった。おわり。


5/11 アイスでドーピング

土曜日の仕事。
つかれた。
つかれすぎて帰りに31アイスクリームをキメた。
ジャモカアーモンドファッジとナッツトゥユーとニューヨークチーズケーキ。
チーズケーキのアイスを3口食べておなかいっぱいになった。
少しづつ食べよう

ジロ、今日は山だ!

その前に、裏のハンガリーでティボー・ネイスが2日連続で勝った。しかも急坂で勝った。
強い!!次世代のスターになりそう。

イツリアWomenではブレーデウォルツが2連勝した。
フォレリング移籍後はSDWorksのエースになるんだろうか。
イツリアは2022年にレースが始まって以来、今日までSDワークスしかステージを勝っていないらしい。
100%SDワークス。
きょうび、100パーセントなことってそうない。
SDワークスか私の誤字率かってくらい。

※最終日にフォレリングが勝利したため、2024年も全てSDワークスの勝利となりイツリアのSDワークス100%の歴史は継続中。


ジロ〜。
勝ったのは今日もポガチャルだった。
しかし、いつもの飛ぶようなアタックはなかった。
マイカがずっと前を引いていた。
ティベリのアタックを追うことはあったが、フィニッシュ前まで単独になることはなかった。
最後は余裕のスプリントで勝利した。
いつものポガチャルに比べればディフェンシブな走りではあったが、アタックをつぶすのに脚も使っているし、省エネを狙うなら逃げを逃げ切らせるなどもう少し楽な方法もあったと思う。
よくわからない戦略だった。

ポガチャル鼻詰まってるのか。
アレルギーなのかな。
たとえ風邪をひいていたとしても、ちょっと風邪気味なんすよねて言うわけないか。
最初は逃げ切らせるつもりだったが、ビョーグらアシストが仕事をがんばってくれたから最終的には勝ちを狙った。
あとは逃げが思ったよりも遅かった、という感じなのかな。
ポガチャルは昨日のTTで絶対に疲れているはずだ。
(ちなみにガンナは最下位でフィニッシュした。)
タイム差は開いているし、無理に勝ちを狙わなくていい。でもポガチャルは勝ってしまう。
勝てそうなレースは全部勝つ!池の水全部抜く!
ポガチャルの走ったあとはペンペン草も生えない。
もう、やりたい放題やっちゃえと思う。
ただ、監督やチームとどういうミーティングをしているのかは気になる。

「僕は8ステージ中3つを勝ったけど、5つのステージでは勝てなかったわけで。だから他の選手たちにもたくさんのチャンスはあるということさ」(ポガチャル)









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