見出し画像

精油の作用とお香づくり

ハーブ&アロマサークル最終回(第8回目)
今日はお昼の部のみでMさんが参加して下さりました。
講座では、香りのイメージワークといっしょに精油の作用についてお話しました。
クラフトはお香を作りました。円錐にもくもくと成形する時間は無にもなれるし、お喋りしながらも楽しめます。
講座の一部と、今回作ったお香のレシピをこちらでもシェアします。ご興味のある方は是非🎶

精油の作用について

精油は植物の花や葉、果実、根、種子、樹脂、心材などから抽出した100%天然の揮発性物質です。
精油の抽出部位は植物ごとで異なり、それぞれ植物特有の香りや機能(作用)を持ちます。
講座では29種類の精油の作用を、日本アロマ環境協会アロマテラピー検定公式テキストを参考にして「研究データがあるもの(◎)」と「長い経験、実績があるもの」に分けてお伝えしました。

精油の作用例

〇ペパーミント精油
頭痛の緩和(◎)、体感温度を下げる(◎)、抗菌作用に期待できる。
○ラベンダー精油
質の良い睡眠とすっきりとした目覚めに(◎)、気分の落ち込みの軽減(◎)、細胞の活性化や抗炎症作用に期待できる。
〇ローズマリー精油
精神疲労の回復(◎)、作業効率を高める(◎)、肌を清潔に保つ作用がある(スキントニックや頭皮ケアに)
〇ユーカリ精油
蒸気吸入による鼻づまりの軽減(◎)、筋肉痛や神経痛に。
〇ゼラニウム精油
女性特有の悩み(◎)や皮膚のコンディショニングに。
〇レモングラス
運動前のセルフトリートメントで関節の動きや集中力を高める(◎)
〇サンダルウッド精油
咳や気管支炎、胃炎によいとされ、また、鎮静作用があるといわれている

ボタニカルインセンス(お香)のレシピ

・香原料 
・ドライラベンダー(ミルなどで細かく粉砕したもの)
・炭粉
・タブ粉
・水
 ↑すべて小さじ1/2
・精油12滴(ミドルやベースノートなどの香りの強いもの)
・乳鉢、乳棒、ビニール手袋

①ビーカーに精油をあらかじめ混ぜる
②乳鉢に香原料、ドライラベンダー、炭粉、タブ粉を入れ混ぜる
③少しずつ水を加えながら乳棒でしっかり混ぜ合わせる
④精油を少しずつ加えさらに練る
⑤ビニール手袋を着け、2~2.5cmほどの円錐に成形する(10~12等分くらい)
⑥段ボールの上に乗せ、風通しの良い場所で1週間ほど乾かす

※お香の先端に火をつけ、少量の灰の上へ静かに置いて楽しんで下さい。

ハーブ&アロマサークルのアロマテラピーの講座は今月(全8回)でひとまず終了になります。
次回からメディカルハーブハーブを中心に講座を進めていこうと思っています。

今年もあと少し、何かとせかせかしてしまいますが…。出来るだけゆったり温かくして過ごしてゆけたらよいですね。

最後まで読んで下さりありがとうございました♪