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女性のためのアロマライフ

月に一度のハーブ&アロマサークル。
ご近所の施設にて、テーマ別に講座とクラフトをゆるりと楽しんでいます。

昼の部は前の会社の後輩Jさんが、夜の部は母が来てくれてました。今日はアロマスプレーとスキンケアジェルづくりを。
スプレーは香りの強さや系統、揮発速度などを意識しながら、ブレンドし香りの奥行きを楽しみました。
ジェルはローズウォーターとアンチエイジングの精油のひとつと言われるフランキンセンスを使いました。冷蔵庫で保管して、まだまだ続く暑い日々に活用できたらいいですね。

そして、今回の講座は『女性のためのアロマライフ』
女性ホルモンのメカニズムのおさらいと、女性特有の不調をピックアップし、それぞれに活用が期待される精油とハーブを紹介しました。
講座の一部をこちらでもシェアします。ご興味のある方のお役に立てれば嬉しいです。◕‿◕。

女性のためのアロマライフ

女性特有の不調や悩みに活用できる精油やハーブを紹介します。

≪精油≫
月経痛や月経前症候群、更年期の落ち込みにトリートメントや温湿布、芳香浴を取り入れてみましょう。

※芳香浴法……ティッシュやハンカチに精油を1~2滴垂らしたり、ディフューザーなど専用の器具で精油を拡散し、香りを楽しみます。

※温湿布……洗面器の湯に精油を1~3滴落とします。縦二つ折りにしたタオルをたるませて湯をすくい取るようにして付着させ精油を含む面が内側になるように折りたたみ絞ります。精油が直接肌につかないように注意しましょう。また、目の周りや皮膚の弱い部分への使用は避けましょう。

トリートメント法……植物油に精油を1%(フェイスは0.5%)以下を混ぜ、肌に優しく塗布します。肌の弱い方は低い濃度で試してください。

〇クラリセージ
やや甘いハーバル調の香り。
心身の緊張をゆるめて、女性特有の不調や悩みをサポートする精油として古くから用いられています。

〇ゼラニウム
ローズ調の青みがかった甘い香り。
心身に起こるバランスの乱れを調整する精油として知られています。

〇ネロリ
ビターオレンジの花から得られることから、かんきつの温かみを持った華やかなフローラル調の香り。
不安感を軽減し、沈んだ感情をやさしく包み込み高揚させてくれます。

〇ラベンダー
さわやかで、やや甘みのある清涼感のある香り。
ストレスによるイライラを鎮めメンタルを安定させ、質の高い睡眠をもたらしてくれます。

〇ローズオットー
華やかでゴージャスなバラの香り。
ホルモンバランスの乱れによる不調を和らげ、精神的な落ち込みを優しくなぐさめてくれます。

≪ハーブ≫
休憩時や就寝前にゆったりとした時間の中で飲んでみましょう。ハーブティーは利尿作用があるものが多いので、寝る1~2時間ほど前の飲用をおすすめします。

〇ラズベリーリーフ
子宮や骨盤周囲の筋肉を調整。月経痛や月経前症候群の緩和に。

〇ジャーマンカモミール
心身をリラックスさせることで知られるハーブ。冷えや月経痛などに用いられます。

〇スギナ
主要成分であるケイ素がカルシウムとともに骨や歯、髪や爪などを健やかに保ちます。コラーゲンやエラスチンなどの結合組織の強化に役立ち、骨粗しょう症の予防に用います。

〇パッションフラワー
植物性のトランキライザー(精神安定剤)と言われ、精神的な緊張や不安感へ穏やかに作用します。ジャーマンカモミールやリンデンなどの鎮静系のハーブとのブレンドをおすすめします。

〇セントジョーンズワート
近年の科学的研究で抑うつに対する効果が確認されています。
月経前症候群や、更年期の落ち込みに活用されています。
上記の状態がつらく続く時や、うつ症状が疑われる場合は専門家にきちんと相談してください。
※光線療法(レーザーまたは紫外線)中に使用禁止
 色白の方は、成分中のヒペリシンが光感作を起こす可能性があるので注意が必要。
※併用に注意が必要な医薬品
 インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、経口避妊薬

≪最後に≫
精油やハーブは医薬品のように即効性を期待するものではありません。栄養、運動、休養(睡眠)の土台をしっかり作った上で、長期思考で取り入れると、必ずプラスに応えてくれるかと思います。よけれは参考にしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました♪