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初コロナ感染につき次回感染への備えについて書いてみた

DAY・0
8月30日、6時に起きたら左側の喉に痛みがあった。こういう痛みが出るときは熱が出る。熱が出ると家事ができなくなるので、洗濯、ネコの世話、発熱後に食べるおかゆ用にごはんを炊く。9時には38度になっていて、外に出るのがむずかしくなった。

簡易検査キット(唾液)で検査し「陰性」だったが、唾液は精度がよくないと後で知る。が、陰性なのでインフルエンザかもと思った。インフルエンザなら治療薬があるからさっさと病院に行き検査をしてもらえば良かったのだが、時すでに遅し。発熱した人間は発熱外来でしか診察しないとか、発熱外来は予約しないと診てくれないとか知って愕然とする。この時点で39.5度。もーフラフラですよフラフラ。

出遅れた感満載でかかりつけ医に電話すると予約はいっぱい、翌日は休みだ。「朝一番で発熱外来に電話して予約しないと予約できないかもしれませんよー」と受付のおねえさんにアドバイスをもらい、発熱外来をスマホで検索していたら熱がさらに上がった。おかゆとかまったく食べられず、コロナ陰性、ウソかもなと思い始める。

DAY・1
39度以上の熱が下がらないので、朝一の電話に備えて解熱剤を飲む。画面のでかいパソコンで発熱外来を検索したいが、熱があると起きることができないからだ。検索するとチェック項目に「コロナの飲み薬処方」というクリニックがあったので、条件を「近所・駐車場・かかりつけでなくでも診察可・薬を処方」にして30分、2軒見つけた。9時ちょうどに電話し予約は11時。「他のところの予約が取れたらそちらに行っていいですから」と言われどんだけ混んでんすか!!と思う。

発熱した患者は中には入れず駐車場で検査と診断を受ける。車がない人は炎天下の外(木陰)の椅子に座らされていたぞひえー。検査結果は陽性だった(T_T)。
「コロナに感染した人は発熱した日をDAY0として5日間は仕事に行けません。治療薬は既往症(高血圧・糖尿病・がん治療中など)のある人だけ。解熱剤・去痰薬・咳止めを処方しておきます」と言われる。

解熱剤のおかげで熱が37.5度になっており、お医者さんに「熱そんなに出てませんから」と言われ「そうだな。治ったかも」と思ったが、お昼にはまた39.5度に上がっていた。だって解熱剤の効果だもん、あたりまえですよね。熱のせいで脳がバカになっていたのかも。

DAY・2
熱は39.5度のまま食欲もないため、一日分のビタミン入りゼリーとかローヤルゼリー入りアミノ酸ゼリーを飲み、脇の下に蓄冷剤をはさむとちょっと眠れることを発見。咳がひどくなり嗅覚を失うが、以前インフルエンザでも嗅覚障害が出たためそれほど落ち込まず、かえってネコの💩や生ゴミのニオイがしなくて快適と思う。解熱剤を飲むと眠れるがすぐに上がって目が覚めるので、キーっとなって解熱剤を放り投げたくなった。もう飲まないぞ。

DAY・3
お昼に37.5度に下がった。うれしくなってハーゲンダッツアイスクリームキャラメル味を食べたら、冷たくてあまいねっとりとした食感のナニカという食べものだった。嗅覚障害が出ていることを失念していた自分にガッカリ。熱が下がったのでシーツや肌掛布団を全部洗濯したり料理したりしたら、夕方また38度に上がっていた。ムリは禁物ですよね。

DAY・4
咳止め薬を飲むとかえって咳がひどくなる気がして、とりあえず痰切りだけすることにした。痰と鼻水がサラサラと流れるとめちゃくちゃ快適で去痰薬(ムコダイン)すばらしい。また、咳には梨が効果的で、梨を食べると咳がとりあえず良くなることがわかった。梨すばらしい。

DAY・5
37度から熱が下がらないので仕事を休む。咳はほぼ止まり嗅覚障害も回復したが長時間起きていられない。これが後遺症ってやつですかねえ? 食欲が出たので近所の居酒屋のお弁当を買ってきてもらった。体重が2kg減ったのでおいしいもので体力を回復しなくては。

DAY・6
平熱。とりあえず急性期終了か。「コロナ、インフルエンザみたいだったけど軽くてよかった!!」とのんきに考えていたがそんなに甘くなかったとあとで実感。

DAY・7
高熱が出るといつもそうなのだが、体内の悪いものが全部なくなった感じがして快適な一日。ミスもしないでふつーに働けて帰宅後も泥のように疲れることもなく非常に快適な一日。単に何日も休んで寝てたからそうだったらしいが、いいとこだけ見る常に楽観的に前向きな60歳の加齢力、恐るべし。

本日DAY17
なぜ、どこでコロナに感染したかは見当もつかないし、マスクしなかったからとか、飲み会に行かなきゃよかったとかグズグズ考えるのはムダだ。しかし準備はムダにはならないから、以下、やっとけばよかったなと思ったこと&あったほうがいいよねと思うものを書き出してみた。

1.近所の発熱外来を調べ電話番号をメモしておく。クリニックの中に入れてもらえないので、車を持っている人は車内で診てもらえるよう駐車場があるところがおすすめ。

2.一日分のビタミンとかアミノ酸入りのゼリー飲料をストックしておく。食欲ないときにめちゃくちゃ重宝したし、水分補給にもなる。

3.簡易検査キットを買うなら唾液ではなく鼻用。最近は鼻腔から2センチ部分でグリグリすればいいらしく痛くないみたい。

4.自力で治す場合、去痰薬はマスト。痰が切れればしつこい咳は出なくなる。ムコダインがなければ漢方薬・麦門冬湯でもいい。現時点で去痰薬、咳止めは品薄で入手できないので要注意。

コロナの症状も後遺症も個人差が大きくて、わたしはこうだったからあなたもこうかも、なんてことは言えないし、まだまだわかっていないことが多い。後遺症も同じものが出るとは限らないし、出たらどうなるってのもよくわからない。
ネットを検索してもなにひとつ確実なことはなく、2020年~2023年までの3年間ウイルスが変異しているため「現時点ではこうかも」的な論文は見つかるが、実は現在進行系のウイルスのことは「なんにもわかってないんじゃん!!!」ということだけがわかった。

とりあえず一度感染しても何度も感染するらしいので、次の感染に備えておこうと思っている。

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