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FXはがんばってはいけない

FXはがんばってはいけません。と言うと誤解されるかもしれませんが、がんばってはいけないのは本当です。

何をがんばってはいけないかと言うと、手法とかやり方の面でがんばるやり方や手法ではダメだということです。

FXは世の中の常識とは逆です。

いかに楽をして儲けるかを真剣に考えなくてはいけません。

つまりとことん自分が楽に勝てるやり方を見つけるべきなんです。やり方はがんばって試行錯誤して見つける必要があります。

すなわち楽をできるやり方を構築するためにがんばらないといけないが、一生懸命がんばってトレードしてはいけないということです。

言わば洗濯機を開発するためにはがんばるが、全部手洗いするとか川で洗濯したりというように洗うこと自体をがんばってはいけないということです。

あるいは、でっかい川を毎回命がけで泳いで渡るのでは無く、がんばって橋を建設して橋ができたら普通に楽に渡っていきましょうよという話です。

要するに難しいやり方で勝っていくのは楽では無いのであまりオススメはしません。なぜなら毎回毎回今後何年も何十年もそんな難しいやり方で勝ち続けられますか?という話です。多分迷路に迷い込んでいくと思います。

難しいやり方とは複雑に考えないといけないやり方、とも言えるでしょう。

何も考えずに簡単にできるやり方が一番素晴らしいです。それで勝てるんだったらずっと継続していくのに無理が生じないからです。

じゃあそのやり方を教えろよ、と思った人は多分勝てない人です。

手法ばかり求めている人は本質を理解していないので勝てません。いや、そういう人は手法というか正解とか完璧なやり方を求めているんでしょうね。わかります。みんな最初はそうです。

しかしFXには正解は無く、完璧なやり方もありません。こうやったら勝てますよとスパッとは言えないです。しかしながら大切なことはああいうことやこういうことで、それを押さえていればやり方なんてなんでもいいというのが本当のところです。

例えば簡単なやり方で勝てるやり方をひとつ言うと、ここぞという高値安値のラインでの反発を狙う。です。ここぞという高値安値なら大体は多少なりとも反発することが多いのでじゅうぶん勝てるやり方です。

しかし、、、、、どこの高値安値がここぞというところやねんと思うと思います。そうなんです。ここぞという場面は人によって違います。トレンドラインを重視してる人も居れば水平線を見てる人も居るしフィボナッチやMAやいろいろなインジケーターを見てる人も居る。それぞれにここぞという場面は違うでしょう。だからここが絶対勝てるポイントですよなんて絶対に言えません。

そもそもね、相場の仕組みをわかってない人が多いです。あなたがここは絶対に上がると思って買いを入れたとしましょう。ここで買いが成立するということはどういうことかわかりますか?売ってる人が居るということです。売る人が居なければ買いが成立しないからです。

つまりですね、あなたがここはどう考えても上がるでしょと思って買いを入れた場面で逆に下がると思って売りを入れてる人が居るんです。なぜそんなとこで売る人が居るのでしょう。世界中のみんなが何を考えてるかわかりますか?わかりませんよね。世界中の金が入ってる相場ですけども、世界中の相場参加者がどういう思惑で売ったり買ったりしてるのかはわかるわけが無いんです。ということは100%上がるところも無いし100%下がるところも有り得ません。

相場がなぜ動くか。売りよりも買いが多ければ上がり、買いよりも売りが多ければ下がる。それだけです。なぜ買いが多いのか売りが多いのかはわかる由もありません。

結局どんなところでも上がるかもしれないし、下がるかもしれない。ただその確率が多少上がる寄りなのか下がる寄りなのかというぐらいのことです。

そういうことですから、どれだけ難しく考えようがどれだけ簡単に考えようが一緒なのです。

買いが売りよりも多ければ上がる。売りが買いよりも多ければ下がる。それだけです。

基本的にほとんどの場面は上がるのか下がるのか、すなわち買いが多いのか売りが多いのかわかりません。しかしながら要所要所で買いや売りが多く入りそうな場面が有り、そこを狙えば利益を得れる確率が高い、というだけです。

そして世界中の様々なよくわからない思惑が値動きを作っていて、ここで絶対上がるとか下がるとかは絶対に言えず、比較的どっちかの確率のほうが高いかな、というぐらいなので難しく考えようが単純に考えようが同じです。

このあたりの感覚はギャンブルをやりまくってきた私はわかるのですが、みなさんはどうでしょう。

競馬なんてどれだけ熟考してもほんまにわけのわからん馬が飛び込んで来たりして、あの熟考してた時間は何やったんやと思うことがザラにあります。

予想することはできても完璧に当てることは無理ですし、5時間悩もうが5分で決めようが結果は大して変わりません。ただまあまったく考えずに適当に買うよりは多少なりとも予想はしたほうが当たる確率は上がりますが。

FXも要するにそういうことです。

複雑に考えず、シンプルに考えることが大切です。

まだ他にも言いたいことが山ほどありますが、また今度にします。


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