インターネットに取り残されるとき

今ではインターネットに接続しない日はない、スマホを持つことが一般化したということはインターネットに絶えずつながるということなのだ。家の光回線が故障して使えなくなってもスマホで動画を見るし、ツイッターをスクロールする。なにか自分にとって面白いことを探す、ディグるのだ。だけでも最近はレコメンド機能が強力でかなりの確率で自分にとって興味のあるものしかでてこないようになっている。一昔前のフラッシュ動画の元ネタを見るとその当時流行ったものがどんどんレコメンドされ、ディグることができない、早すぎるインターネットに取り残されてしまうのだ。これでは、ランダム性は失われて、どうしようもないハズレを引くことすらできない、失敗することができない世界は成長の余地がなく致命的だ。ではどうすればよいのか、ツイッターのような短文ではなく、ブログ記事のような長文を読んで、興味深いワードをディグるのだ。なるべく心に響く記事の中の短いワード、音楽でも漫画でもアニメでもよい、靴の製品名だってよい、を引き出そう。そこからネットによる探索は始まるのだ。たとえそれが粗悪なものだったとしても経験値はたまっていくのだから。

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