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あやふやな思考

最近のテレビで若者が何者かになろうとして泥棒の途中で事故にあって亡くなったという話をやっていた。
結果的には頑張りどころの向きが違ったための不幸だったのだけれど、自分はそれを眩しく感じる。

まず、もう自分は若くない、それでいて知らなければならない常識は大量に残っている、毎日がテストの答え合わせだ。予習復習をしましょうと習ってきたつもりだったが、そもそもの前提とする知識量が足りな過ぎる。自分の芯とかいうやつがあればもう少しは根拠のない自信をもてるのだろうけれど、あいにく持ち合わせがなくて今日に至る。

哲学や信仰に興味が出てきた。あやふやさからの脱却として昔の人はどう考えていたのか、不安との折り合いをつけてきたのか、このぼやけた頭で本を読んでいくしかないのだろう。

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