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世代交代の波に寄せて- 大津シンフォニックバンド第77回定期演奏会(感想)

こんばんは。本来であれば本日が大津シンフォニックバンド第78回定期演奏会の開催日だったのですが、新型コロナウイルスの影響により中止となりました。もともと今日は甲府へサッカーの試合を見るつもりでいたのですが、それも延期となりました。非常に楽しみにしていたので残念です。前置きはこれまでにして、長らく書いていなかった昨年12月の定期演奏会の感想を書いていきたいと思います。

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もともと行くつもりで準備をしていまして、チケットの購入をどうしようかな、と考えていたら音楽監督の森島先生よりチケットが送られてきました。いつもお世話になりありがとうございます。

大津シンフォニックバンドは毎年春と冬に定期演奏会が行われ、春は比較的クラシカルな曲や委嘱作品などの若干お堅い目の曲目、冬はカジュアルな感じの曲や、吹奏楽コンクールの演奏報告も兼ねた再現演奏などが行われます。今回は冬なのでカジュアルな雰囲気の演奏会でした。今回はネリベル作曲の「フェスティーボ」やA.リード作曲の「エルサレム賛歌」など、よく演奏される作曲家のちょっとマイナーな作品が演奏されました。大津シンフォニックバンドは演奏される作品のクオリティにかなり高いものを求めている印象があるので、曲の選び方として理にかなっているなと感じました。

さて、タイトルのある「世代交代」について。創立40周年を数える大津シンフォニックバンドにも確実に世代交代の波が来ています。私が長らくお世話になっていたさっくすおやぢさまも引退されましたし、他にも演奏者として引退された方もいらっしゃいます。大津シンフォニックバンドといえば円熟味のあるベテランの方のパワフルな演奏のイメージが強いのですが、確実にその流れから変わりつつあると感じました。私、ドラクエ11が好きでその中でもロウおじいちゃん(仲間の一人、主人公の祖父)が好きなのですが、ロウおじいちゃんの師匠筋(ニマ大師)と弟子筋(マルティナ)を見てみると、それぞれ受け継いでいるものがちょっとずつ異なるのですね。ニマ大師はどちらかというと攻撃に特化(武器も使うし呪文も使う)したタイプですがロウおじいちゃんは回復もできる上にどちらかというと回復寄りの方が得意な印象です(しょっちゅうお世話になりました)、ですがマルティナはまったく呪文が使えません。それぞれタイプは異なりますが武術はみんな修めてるというところが共通してるのかな、と。同じように、演奏タイプや音の質が変わっても確実に受け継がれているものはあるのだと思います。今後どのように変わっていくかは、吹奏楽コンクールの全国大会と支部大会が中止になったので、実際耳にすることができるのは来年かなと思っています。

話を戻して、吹奏楽コンクール全国大会の報告演奏。アナウンスから再現するのよいですよね。遠方で開催されるとなかなか聞きに行くこともできないので、こうやって再現しえもらえるのはありがたいなと思います。

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アンコールは三曲。本プログラムでルパン三世のテーマを演奏したので、その流れでアンコールも聴けてよかったです。ルパンいいですね。好き。
威風堂々は毎回ちょっとずつアレンジが変わっているので、それを聴くのも楽しみの一つです。

ということでかなり遅くなりましたが感想でした。今後どう変化していくのか楽しみな団体です。

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