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君が教えてくれないと、見失う。

ここ4日ほど、既読にもならない。
しつこく聞くのはプレッシャーになる気がして、できるだけ放っておくけど、ちゃんと生きているだろうか。
既読無視未読無視というけれど、無視は言い方が悪いのではないか。
返したくても返せないときもあるだろう。
人と連絡を取りたくないときもあるだろう。
待たせている罪悪感と、言うことを聞かない心でぐちゃぐちゃになるときもあるだろう。


だから、いくらでも待つから、ただ笑って生きていてと願う。
過去、僕が知っているだけでも、何度かそういう危機があった。
僕は、君と同じ瞬間を共有できないから、君が苦しんだことも辛かったことも岐路に立っていたことも、後から、君が教えてくれるままに知るしかできない。
もしかしたら、この瞬間にも、居なくなってしまうかもしれなくても、君が教えてくれないと知ることも出来ない。

返せなくていいから、いつまででも待つから、ただ見てくれないだろうか。僕の独り言を眺めているだけでいい。そしたら、僕が安心するんだよ。
電話するのは、怖いんだ。
もし出なかったら、不安が、現実味を帯びてきそうで。

わかっているよ。電話した方が確実だと。
君の存在より、僕の不安を取っているような僕に、
既読で君を確認しようとする僕に、
返そうと焦らなくていい。
だから、君の今を教えてくれないだろうか。

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