12/14 ティータイム
説明がない画像は「リートン」より生成しています。
PM9・00
シャーロット「みて、このコーヒー。最近学内のカフェで発売された『聖夜の珈琲』ですって。」
ザリ「あーブラックかよ。眠れなくなりそうだな。」
悠「そうだ、僕のいた世界ではですね、そういうファンタジックは画像生成で作成可能なんです。これもちゃちゃっと作れますよ。」
一同「「!!」」
悠「生成術を使えば、これが副校長になる日もそう遠くはないですね。なにせ「かわいいは正義」ですから。あの悪魔じゃ到底太刀打ちできませんよ。」
ザリ「・・・はっ(見かけによらないギャップだな)。それは、あの悪魔が「これ」になるということか?てか喋れるのかそれは?」
悠「これに知恵を与えてやればどうとでもなる、ということです。世間では猫か犬かみたいな論争もあとが絶えませんが、やはり小さなものも愛嬌があっていいのではないかと。先輩はどっち派です?」
ザリ「猫。犬ならシベリアンハスキーだ。」
アイリー「それってずるいなぁ・・・僕はどっちかというと妖精派だけどね~。まぁ結局その子(ネズミの妖精)が正義を勝ち取ったとしてもどっかの政権みたく、背後で執権を握られて操られるのがオチかもね。」
ザリ「いちいち闇落ちさせなきゃ気が済まないと?」
シャーロット「・・・どこから迷い込んだのかしら、私のペット。」
ザリ「あんたは早く自分の世界から帰ってきなさい。」
シャーロット「何を言ってるの?あなた。」
ザリ「それはこっちのセリフだ。そしてどさくさに紛れて自分の書類をこっちに混ぜない!」
アイリ―「あ!でも~案外この子が黒幕だったりしてね?」
悠「まさかの。
ザリ「ストップストップ、急にきな臭くなってきた。そういう展開は二次元で十分だろ。しかし新年を控えても連中のやることは全く・・・というか、なんかヒートアップしてないか?これで何件目だ。まるで夏休み最終日前のレポートじゃないか。前置きやらは水晶の記憶を使えばいいとして、起こった事実はオリジナルで人の手がかかるとは、皮肉なものだな。」
悠「最近はイベントも近いし、浮き世浮き世ですからね。」
シャーロット「浮き世、、、新手のネタね。使わせてもらうわ。」
アイリ―「うーん、眠いなぁ。明日は午後からの授業だし、寝坊しよっと。」
シャーロット「それならこれをどうぞ。」
アイリ―「それ(珈琲)はいらないよ。刺激が強すぎる。お酒なら飲めるけど。」
悠「お酒の方がリスクは高いと思いますけど。あの、飲み物ならカフェで頼んできますよ。深夜はバーなんであまりないかもしれませんけど、ちょうど腰を伸ばしたかったし行ってきますよ。」
アイリ―「じゃカクテルを頼むよ。度数の一番高いやつ。」
悠「・・・それは考え直してください。この前だってサインだけで済むのをポエムまで添えちゃって、涙のあとまで残して突然脱出(帰宅)しちゃったじゃないですか。」
ザリ「そうなのか・・・!?」
アイリ―「恥ずかしいとこ見られちゃったなぁ・・・。気が付いたらベンチで朝日を浴びていたんだ。きれいな空だったよ。」
シャーロット「(珈琲をのみながら)あたたかいお茶でいいじゃない。」
ザリ「お茶にしても紅茶にしてもクリスマスバージョンには気を付けてくれ。たぶん1/4の確率でドッキリが入ってる。」