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#Blacklivesmatter 沈黙は暴力なのか?発信することはサポートになるのか?

沈黙は暴力という批判が少し前にSNSで溢れていましたが、Black lives matterに関してSNSでシェアすることは私たちの権利であって義務ではありません。

とはいえ、私は黒人差別を経験していない人たちがSNSでシェアすることには大きな力があると考えています。それには2つ理由があります。

まず一つは、黒人コミュニティの外部の人がサポートすることが、活動をより意味のあるものにし、その意見を多くの人の心に届きやすくするからです。フェミニストの運動に関してもそうですが、男性や他の性別の人でそれらの運動に参加している人がいると、周りも「女性の問題」ではなく「みんなの問題」として考えられるようになるという効果があります。自分勝手だ、被害妄想だという批判を防ぐ力になるのではないかと思います。また、外部の人が介入することで、運動が周りを排除していき共感を得られなくなってしまったり、過激になってしまったりということも防げるのではないかと思います。

もう一つの理由は、単純にSNSでの運動というのは私たちが思っている以上の力を持っていると考えるからです。もちろん身近な人に問題を認識してもらうだけでも大きなことですが、環境問題の事例などを考えると、SNSで広がった主張によって国や大企業の方針が大きく変わったという事例もあります。私たちが発信することは微力なようで、合わさると本当に大きな効果を生むことがあります。

それぞれの考え方があるので、シェアすることや学ぶをことを強制したり、沈黙している人を批判したりする必要はないと思います。しかし、発信することは間違いなく大きなサポートになると思います。

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