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あらためましてこんにちは

大石絢子と申します。
山暮らしフリーデザイナーで石体写真家の大石絢子です。

元、靴工房JUMBOのデザイナーの仕事を15年やっていました。残念ながらJUMBOは無くなってしまいましたが、今は神戸のメーカーさんからのデザインのご依頼などを行い、またその経験を活かしながら、チラシデザイン、ラベル・ロゴ・HPデザインなどのお仕事をフリーデザイナーとしてご依頼いただいています。

嫁ぎ先が小城の山奥にあります「いやしの宿ほのか」というこの民宿です。その手伝いをしながら山暮らしをする中、2020年のコロナをきっかけに、何が起こるかわからない世の中で、この里山という環境を生かした、誰もが安心して暮らせる「里山桃源郷」が作りたい、という思いが湧き、日々いろいろな方々と活動を広げています。

石体という場所は、標高300mの中山間地にあたります。天山酒造からさらに登った、小さな小さな集落です。現在は11世帯32名が暮らす、完全に過疎化の進んだ地区といえます。
そしてこの石体地区には、50を超える神様があちこちに祀ってあります。また、ご神体と言われる巨石も、天山に向かっていけば何箇所も巨石群という形で見ることができ、とても荘厳で神秘的な場所が点在しています。
全ての神様は、石体地区の住民によって守られており、神様も石体の住民を守ってくださっています。

2022年の9月には、この石体地区に口伝で伝わる伝説を総勢19名の役者さんたちと舞台公演しました。裏方さんまでいれると30名を超えるみなさんに本当にお世話になりました。今でも思い出すと、じんわりと、心が温かくなります。今では伝説の「約束の地」。
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舞台に関わってくれた役者さんたち、その後色々な方面で活躍が目ざましくてですね。石体の神様にお参りすると、石体に関わると、いいことがある、という噂・・・です

私には、この石体という場所で描いている、壮大な夢があるんです。

①まずは自分のデザインスタジオ「ほのカメラ」OPEN
②そして今は市の公園になっていますが、石体不動の滝公園にキャンプ場を作ること
③いやしの宿ほのかをさらにグレードアップ
④空き家フリースクールで子供たちに生きる力を教える
⑤ドローンの道開通して、物資や薬がドローンで届く環境を作ること
⑥廃校にアートを描く(川内分校という廃校にたくさんのアーティストを呼ぶこと)
⑦マイクロ水力発電で環境負荷が少なく電気が起こせる電気フリーの集落にすること
⑧バイオトイレで環境を汚さない、環境にいい微生物を増やして地球に還元する仕組みを作ること
⑨森林経営計画で1000年後の森を作ること

でも、わたしが、本当にやりたいこと。
やるべきことではなく、「やりたいこと」

私は山に暮らし、自分の働きによってとれた農作物を食べ、少ないもので暮らし、大型犬と美しい散歩道を歩きたい。おばあちゃんになった私は、カメラをゴロゴロカートに乗せて石体の散歩道を歩く。そこらじゅうの畑で野菜や花が実り、年齢も国籍も関係なくたくさんの人が畑を耕して汗を流している。おばあちゃんになった私に笑いながら話しかけてくれる。何を言っているかわかりませんが、笑って話しかけてくれればOK。そんな理想郷を作るのが私のやりたいことです。


さて
鴻上尚史さんってご存知でしょうか?脚本家?劇作家ですね。私彼の、ほがらか人生相談が大好きなんです。連載を本にまとめたシリーズの本を3冊一気に読みました。その中でですね。「もしも自分が、10年後から戻ってきた自分だったら、今をどう生きますか」という問いがあるんです。
ドラえもんに頼んだか、タイムマシンに乗ったか、どうしたかは分からないですが、わたし今42歳なんですけど、52歳の自分が何かやりのこしたことを解消するために、願を込めて10年前の今の42歳の私に戻した。

10年後の自分が
いまの自分に託したものは
いったい何だったのかを考えて今日1日を生きるんです。
きっとまだやれることがあるはず、と思ったから
自分をいまこの時点に戻したとしたら。
もっともっと、やれることがあるような気がしますよね。
52歳の自分が「頼んだよ」と言っている姿が目に浮かびます。

10年後はどんな未来かな、は想像しても、10年後から、強い思いを持って戻ってきた「今」という今を意識することがありませんでした。
私は52歳の自分のために何ができるでしょうか?
62歳、72歳、82歳の自分、そして自分のまわりの誰かのために何ができるでしょう。今を一生懸命生きようと思いませんか?

私は10年後のために、石体の耕作放棄地を耕し、神様への道を整えたい。そして100年後のために木を植え、水が循環する環境を作ります。

壮大な夢を一つ一つ叶えるため、毎日の1秒を大事に大事に生きようと思います。心をを添えて。


自分の躍進だけを考えるのは虚しいこと。人の成功を手伝うこと。自分の個性を活かして、自分の色を活かして、違った色をもつ他者を引き立て合いながら輝いて調和すること。

そしてこうした場を作ることで、改めて自分の思考を整理し、実感して向き合うこと。発展途上の私ですが、みなさんにお会いできたこと、これからお会いできることを本当に誇りに思います。やっぱり、どんなことでもそうですが、私にとってそうであるように、「あの人に会いたいから」そんな自分であるように、言葉と人間力を磨き、そして世のため人のために、朗らかに安らかに喜んで進んで働きたいとおもいます。

ちょっと長くなってしまいましたが「コミュ力おばけ」と申しました通り、全く人見知りしません、何かご興味持って頂けましたら、お気軽にお声がけいただければ嬉しいです。

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