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Get away from me (4月22日)

Linkin Parkの曲、どうしてこんなに心を掴まれるんだろう。15歳くらいの時はとにかく曲がかっこいいと思っていた。今は歌詞が分かる。痛いほど分かる。

チェスター・ベニントンがGET AWAY FROM ME!と叫んでいる、

忘れたいことがたくさんあるのに、幸せだったことも忘れたいのに、元の自分に戻りたいのに、どれも叶わない。自分の中から全部全部出て行って欲しい。私も一緒にGET AWAY FROM ME! GO!と叫んでいる。

You've become a part of me (You'll always be right here)
You've become a part of me (You'll always be my fear)
I can't separate (Myself from what I've done)
Giving up a part of me, I've let myself become you

Figure.09

他人と過ごすということは自分のままではいられないということで、自分の一部を諦めてそこに他人を住まわすことだと思っている。
自分の一部を諦めてもいいくらいの憧憬を相手に感じていて、同時に自分の一部を殺すことになった憎しみを感じる瞬間がある。相手のせいで制御できなくなる自分自身への苛立ちもある。
相手を諦めようと決めても、一部分が殺された自分が残されていて、そこには消せない痕が残っている。

だから、GET AWAY FROM ME!と叫びながら、それが不可能なことを一番自分がわかっている。記憶を消せないのだから。

I'm becoming this, all I want to do
Is be more like me and be less like you

Numb

相手のために自分が変わっていく恐怖、自分を変えたくない。

どうして相手のために心を砕いたんだろう。私はそういうこと全てを斜に構えてみていたはずなのに。

最後まで読んでくれてありがとう。