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3月7日

精神衛生のために無加工の頭の中の言葉たちを書いておこうと思う。


2月までプログラミングの集中講座的なものに通っていたのだが、この3月からエンジニアとして開発に異動となった。3ヶ月みっちりコードを書いていただけのことはあって、意外となんとかなっている。正直、もっとできないと思っていた。

とはいえ、新しいことを始めるというのは不安なもので、学校では"Stay Curious" と言われ続けたものの、私はあんまり新しいものに興味がなかったりする。

会社の技術スタックもJavaだし、人数が少ない会社なのでフルスタック扱いで、サーバーが本当に全然わからないので、ようやく重い腰を上げてLinuxの勉強を始めた。

そういう人間なので、この移り変わりのやたら早い(もちろん枯れてもコアなユーザーと共に残り続ける技術もある)世界で、ちゃんとこの先やっていけるのか早くも不安である。


特に今日は本当にやる気が出なかった。
まず平常心でいることに全勢力を傾けており、そうでもしないと「ああ、〇〇(相手の名前)と別れたんだなぁ……」と放心してしまうし、たまたま流していたフジファブリックのアルバムの一曲が自分の心情と近くて笑いながら泣き出したり、集中とは程遠い状態だった。

この曲のせいで、彼が他の人と結婚して幸せそうにしているところを想像して、そうなって欲しいなと思って涙が出た。


私はコードを書くことが好きで楽しかったはずなのに、この一週間は彼氏(いや、元カレ、になるのだな)との別れ話と復職直前にかかったコロナウイルスのせいで身も心も疲労しており、声は鼻声だし、心は暗いし、なんでエンジニアなんかになったんだろう……、この先は勉強地獄だぞ……、と憂鬱にすらなってしまった。


キャリアチェンジをしたことで、今年は給料の昇給もないし(下がらなかっただけマシと言えるかもしれないが。大卒女性としては普通の給料だし)、政情不安で物は高くなりそうだし、貯金はなかなか増えないし、彼と別れたことで「あ、私って多分この先結婚しないな」という妙な確信を得てしまい、突然50年後が不安になってくるのである。

私は一人っ子で親族もあまりいないので、50年も経てば確実に天涯孤独の身となっている。この事実がすでに悲しい。

それに、結婚しないということは世帯としてダブルインカムで生活を支えることができないので、まぁ、とにかく私が働くしかない。それはいいとしても、自分の収入だけでは東京に家を購入することはほぼ不可能である。

もういっそ関西に帰ろうかなぁ、関西ならこじんまり比較的便利な場所に暮らせるんじゃないだろうか、とか思い始める。

けれど、朝が来ると、まだ少しだけ元気な私が「全然話せないけど、英語の読み書きもできるし、エンジニアのスキルも身につけるんだから、ダメもとで名の知れた外資にチャレンジしてみたらいいじゃん」と話しかけてくる。

でも、よく考えたらリモートでしか働けない体になってしまったので、住む場所はやっぱりどこでもいいんだよな、もう関西帰るか、とか、堂々巡りで考えている。阪急沿線に住みたい。やっぱり三宮くらいが楽しい。大きい本屋と美味しい焼き菓子。パンもアホみたいに高くないし。

今の会社を辞めるタイミングで夙川くらいに賃貸を借りることにしよう。関東で住みたいところなんて鎌倉くらいしか思いつかないが、それより夙川の方がずいぶん住みよい。

それでもし状況が合えば、ドイツかオランダくらいに仕事を求めてふらりと行くのもいい。それにしても、本当に辛いニュースばかりだ。さっきもロシアが避難民のために用意した道が地雷だらけのようだ、という速報が流れていた。

他のことを考えないと憂鬱にのまれて死んでしまいそうで、とにかくこの半年は仕事の実務経験を積むということが大事で、仕事を一生懸命すればいいよ、私。

最後まで読んでくれてありがとう。