闇落ちした旦那の観察日記[(9)2014年11月末~]

結論を先に言っちゃうと、このゴタゴタ、結局はお金でカタがつきました。

会社のオエライさんがたが、退職勧告に応じなければ裁判だと脅してきたものの、こちとら失うものはなし。旦那は心療内科の先生と相談した結果、復職の意欲を示すために、復職支援の医療機関"リワーク"に通い始めました。

そんな11月の終わり、現場の上司がひとりで説得にきました。いわく、僕も個人的に考えてみたんだけど、うちの会社には療養しながら働ける部署はないし、退職して、ちゃんと体を治して、人生仕切り直すのが1番良いと思う。pcのログイン記録も見たし、君がたくさん残業してたことも、現場の人間は知ってる。改めて僕からも君の気持ちを上に伝えてあげるし、自分の裁量で押せるハンコは押して、なるべくおカネをもらってあげるから、それで手打にしないかい?。

飴と鞭ですねーえ。10月の面接で、会社に失望させられた、そのあとで、そこそこの金額を提示されれば、応じちゃうのが人情ですわな。これ、会社の作戦だったんですかね!?。絶対に辞めさせるための妖怪アマクダリの陰謀!?。そうじゃなければ、なんで最初からこうしなかったの??。

2014年12月、旦那は退職届にサインしました。退職ボーナス金の算出方法についてちょこちょこ交渉し、合意したのは期間が切れるギリギリの日でした。同時に、訴えませんっていう誓約書も用意してあって、それにもサインさせられました。こちらは裁判するなんて一度も言ったことはないのにねー。

一区切りついて、私はほっとしました。普通の精神状態でもキリキリマイでしたから、病持ちの旦那は、いつもギリギリに見えてました。これでようやく本腰をいれて静養することができるでしょう。でも、ステージクリア万歳三唱ってわけにはいきません。だって、とうとう旦那の肩書は寄る辺のない無職になり、持ってるものといったら精神疾患と稼ぎの悪いヨメのみ。しかし、不安になってる暇もなく、既に旦那は次の段階をスタートさせていました。前述したリワークです。

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?