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【川湯温泉】川底から湧く温泉 野趣あふれる天然の露天風呂(和歌山県田辺市)

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2023年1月号より)

 和歌山県の世界遺産「熊野本宮大社」のお膝元にある温泉地のひとつ、川湯温泉。毎年12月から2月の間だけ、熊野川の支流である大塔川をせき止め、大きな露天風呂「仙人風呂」が造られる。

大塔川の水量が少なくなる冬季間のみ仙人風呂は造られる

 ポコポコと川底から湧く約70度の源泉に大塔川の清流を引き込み、40度前後の適温に調整された温泉は外気の冷たさもあいまって、のんびりと入浴できる。青空・星空を見上げながら周囲の自然と一体になるような、開放感が魅力だ。

周囲はよしず張りのみの野趣あふれる佇まい

 また、仙人風呂開催期間中の毎週土曜夜(20時頃〜22時頃)には、風呂のふちを灯籠で囲む「湯けむり灯籠」のイベントも開催。温泉からたちのぼる湯気が河原を彩る灯籠に照らされ、幻想的な雰囲気をつくり出している。

川湯温泉 仙人風呂(〜2/28まで)
和歌山県田辺市・川湯温泉
[時]6:30〜22:00 
[休]無休 *天候や川の増水により閉鎖する場合あり 
[料]無料
☎0735-42-0735(熊野本宮観光協会)
*水着や湯浴み着の着用必須。更衣室あり(新型コロナウイルス感染者の状況により、閉鎖する場合あり)

出典:ひととき2023年1月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。

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