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清流・長良川で上品かつ淡泊なあじわいの鮎を楽しむ――岐阜県GIAHS鮎の日(7月25日)

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2021年7月号より)

 日本三大清流のひとつである長良川(ながらがわ)は、岐阜県北部の山岳地帯から県内を縦断し、伊勢湾に注ぎ込む、全長166キロメートルの大河だ。流域では川漁が盛んだが、特に清らかな水質が育む長良川の鮎は、上品かつ淡泊な味わいに人気があり、1300年以上の歴史を持つ鵜飼(うかい)や夜網漁など、古来の漁法がいまに受け継がれている。

 岐阜県では、清流である長良川の鮎が世界農業遺産(GIAHS[ジアス]:
Globally Important Agricultural Heritage Systems)に認定されたことを記念し、7月の第4日曜(今年は7月25日)を「GIAHS鮎の日」としている。この日は鮎と長良川の魅力を知ってもらうため、鮎のつかみどりなど、県内各所で多数のイベントが行われる。

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観光簗〈やな〉で鮎を捕れる簗場もある

 夏から落ち鮎のおいしい秋にかけては、流域の料理店では鮎料理を提供するところも多く、「清流の女王」とも呼ばれる上品で淡白な味わいを堪能できるだろう。

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塩焼きや刺身、干物など、鮎の調理法は多彩
岐阜県「GIAHS鮎の日」(7/25)
☎058-272-8455
(岐阜県里川振興課里川振興係)
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/56640.html

出典:ひととき2021年7月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。


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